文化祭オクロック の商品レビュー

竹内真【著】

2010/09/02

文化祭が舞台の青春ミステリー。
文化祭物って好きです。
テンポよく進むし、見取り図と時計がついているので今が何時なのかやどこにいるかがわかりやすくて良かった。
鮮度命のところがあるから少なくとも3年以内に読まないとピンとこなくなるかも(^_^;)
表紙の“ロ”の中の野球ボールが素敵。

みんな光ってるぞ！

2010/08/01

請求記号：Ｆ／タケウ
資料番号：011117876
舞台は東天高校文化祭。オープニングのブラスバンドの演奏終了後に、突然校内放送から謎のＤＪネガポジという男の声が流れてきます。彼は何者なのか、彼の目的は一体何なのか？読み始めたら止まらない青春ミステリです。

2010/05/22

いわゆる青春ミステリ。人死には無し。物語の構造上、主要キャラクター中心の描写が多く、学園祭の喧騒や楽しさ、あの独特の雰囲気があまり伝わってこなかったのは少し残念。同様に学園祭が舞台の作品として米澤穂信の『クドリャフカの順番』とつい比較してしまったが、それらの描写も含め個人的にはあちらの方が良かったか。

基本的に善人ばかりが登場し、明るく前向きで肯定的。屈折すらしていない。心が健やかなんだな。結末も実に爽やかだ。そこが少々物足りない。陰惨で救いの無い物語を読みたいわけじゃないが、あえて言うなら「綺麗事」に過ぎるかなと。

2010/03/31

こんな風に楽しい文化祭があったらなぁ。
楽しい、て思える文化祭を経験してきてこなかったから
余計に憧れる。
文章にはあんまり入り込めなかったけど、
なんだかんだいい作品だと思う。
自分も噂とかに流されちゃうところとかあるから
ちゃんとその人を見ようと思いました。

2010/04/30

バカ正直で熱い山ちゃんとクールなユーリの恋愛模様と
名をなのらないラジオDJがしかけたイベントがからみあう学園祭
謎解き調で進む物語
携帯電話が活躍するところが今風だね

YA

2010/02/17

高校の文化祭で行われたＦＭラジオ放送のイベント。携帯電話による生徒とのインタビューのなかで、止まったままの大時計を動かそうという企画が生まれる。マイクを握るＤＪネガポジとは誰なのか、そしてラジオイベントの本当の狙いとは…?

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なんだろう…文体が好みではなかったからか、あまり入り込めませんでした。
随所に(ラジオのリクエスト曲として)J-popの曲がでてくるのは、若者受けを狙っているのか…

期待しすぎたかな。

2019/01/16

東天高校文化祭初日、ブラスバンド部のオープニング曲終了とともに、突如校内放送から謎の男の声が流れてきた!DJネガポジと名乗る男は、リクエスト曲を流しつつ携帯電話でのリレーインタビュー企画を進めていく。文化祭実行委員会と生徒会の合同企画だというが、どこか怪しい。DJの軽快な喋りに沸く生徒たちを尻目に、二年生の古浦久留美はDJの正体を探り始めるが―。華やかな文化祭の裏で静かに進行する陰謀と、謎のDJの目的とは?青春の一ページを生き生きと描いた青春ミステリの決定版。
《ブックデータベース　より》

《2010年1月19日　読了》

2009/12/11

天高校の文化祭に現れた謎のＤＪネガポジとは誰だ？！

ミニＦＭによるＦＭ東天の特別企画として行われたのは、携帯電話によるリレーインタビュー。
１時間ごとに放送されるＤＪネガポジの軽快なトークと、何やら暗躍するメカオを中心とした放送部員たち。
壊れた大時計を動かすべく挑戦をはじめた元野球部エースの山ちゃん。
大時計を動かせたら山ちゃんが心を寄せるユーリが付き合ってくれるとＤＪネガポジにそそのかされたのです。
そんなＤＪネガポジの正体を探るべく、ユーリに依頼された探偵コーラが学校中を駆け回ります。

やっぱり、竹内真はこうでなくては！
文化祭の臨場感をそのまま描き出す、本当にとっても楽しい学園ミステリです！
５人を中心に、順番に焦点をあてて物語が進んでいきます。
高校の文化祭って、こんなに楽しかったんやなぁ・・・
自分も文化祭に参加してるみたいな、興奮を一緒に満喫できる一冊。

とってもおすすめです！！

2009/12/09

わー、楽しかった！
これぞ青春ミステリ！
うきうきわくわくハラハラドキドキ。
こちらも文化祭に参加しているような気分でした！
２日目、どうなったんかな～。

2009/10/07

単純にこんな学生祭だったら自分の高校生活も
違っていたかも...？と思えるくらいにキラキラして見えます。

この方の作品はあまりミステリーを意識しないで
読んだ方が面白いので学園青春モノとして楽しみました。

ネガポジくんの何とも言えない選曲も意外と楽しめて、
そう来たか！とか...。でもあのクライマックスの
場面は「アキコ・ワダ」以外はないと思うんだけどなー。

全くの蛇足ですが今作中に登場する架空のバンド
「紅鮭芥子マヨネーズ」の音楽が気になった方...
是非「HOSOME」聴いてみて下さい(笑)。