ジャンボ機長の状況判断術 の商品レビュー
ジャンボ機での例だけでなく、通常の仕事における例が記載されていて分かりやすい。ただ、もっと、ジャンボ機の例も載せてあると面白かった。もっと、パイロットの実際を知ってみたいと思った。 書かれていたことの一部を書くとこうだ。 ・常に間違いや見落としがあると思って探せ。 ・分からないと...
ジャンボ機での例だけでなく、通常の仕事における例が記載されていて分かりやすい。ただ、もっと、ジャンボ機の例も載せてあると面白かった。もっと、パイロットの実際を知ってみたいと思った。 書かれていたことの一部を書くとこうだ。 ・常に間違いや見落としがあると思って探せ。 ・分からないところは悪いことを想定する。 ・Yes、Noで答えられない質問をする(詳細に状況を把握するため)。 ・話しやすい雰囲気を作る。 ・引き返す判断基準点を作り、絶対に変えない。 ・良い状態の時は悲観的に、悪い状態の時は楽観的に。 などなど。
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仕事術の基本がぎっしり詰まっている。新入社員とかは是非読んだほうがいい。 個人的には「二人で二人分の仕事をする」という発想は今までなかったので、ここだけでもこの本の価値を感じました。
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747の機長が書いた、パイロットの常識を 普通のサラリーマンの仕事に置き換えて こうすれば失敗しないのではないか?と提案している。 読んでみて、飛行機自体のフェイルセーフは知っていたが パイロットと言う人間系でも様々なフェイルセーフの 仕組みを取り入れているんだなと思い感心した...
747の機長が書いた、パイロットの常識を 普通のサラリーマンの仕事に置き換えて こうすれば失敗しないのではないか?と提案している。 読んでみて、飛行機自体のフェイルセーフは知っていたが パイロットと言う人間系でも様々なフェイルセーフの 仕組みを取り入れているんだなと思い感心した。 そしてパイロットは一般的には特殊な仕事だが その仕組みを普段の生活や仕事に取り入れることは可能であり、 またかなり有効であることがよくわかった。
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この人の本は筋が一貫して分かりやすいのでお勧めです。特に、危機管理や教育を生業にされている方は役に立つ記述が多くあり、巷の指導書よりはよっぽど実践的で役に立ちます。 新書ですが、おそらくこの人の本の中では分量が多く、具体例もパイロットではなく一般的な事例で記載されてます。ただ、...
この人の本は筋が一貫して分かりやすいのでお勧めです。特に、危機管理や教育を生業にされている方は役に立つ記述が多くあり、巷の指導書よりはよっぽど実践的で役に立ちます。 新書ですが、おそらくこの人の本の中では分量が多く、具体例もパイロットではなく一般的な事例で記載されてます。ただ、わかりやすさでは前著(機長の教え)の方がよいかな。 とりあえず、巻末のチェックリストは手帳に忍ばせています。
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2009年10月 6/84 事例は微妙だったりしましたが、内容としてはいくつか参考になるものがありました。 自分の業務にどう適用させるかを考えてみようと思います。
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生き残るためには「失敗しないこと」 状況判断の理想は、その仕事に関わっているすべての人がすべての情報を共有している状態 未確定、未確認でも一言それを沿えて情報発信すると、情報の受信量も増える 最も重要な決断は「悪い仕事」をしないと決めること 引き返す「判断基準点」を開始前に設定...
生き残るためには「失敗しないこと」 状況判断の理想は、その仕事に関わっているすべての人がすべての情報を共有している状態 未確定、未確認でも一言それを沿えて情報発信すると、情報の受信量も増える 最も重要な決断は「悪い仕事」をしないと決めること 引き返す「判断基準点」を開始前に設定しておく。一度決めたらブレない。 - 気づいたことや気にかかることは口にする - 誰かが言い出したことについては真剣に考える - 自分のアイデアのアラ探しをする。どこか間違っていると思いながら検証する。 - 優先順位をつける。下位のものは切り捨てる。(すべてを実行することはできない) CRM(CREW RESCUE MANAGEMENT) -機長はまわりの人間が気付いたことや思ったことを言い出しやすい雰囲気をつくる -機長以外の乗員は、何かに気付いたときや少しでもおかしいと感じたときは必ず明確に口に出す -機長は誰かが何かを言い出したらそれについて考える 決定はあくまでも機長が行う。決断の前に全ての人のもっている情報や意見を集めてその上で決断する。 全員の合意や多数決ではない。 ×俺がボスだ ×仲良しクラブ 全員一致/多数決は日本の悪癖。みんなで決めたのだからというリーダの免罪符に使われる傾向あり。 最終責任はリーダにある。リーダが決定を行い、自らの決定に責任をとる。 失敗を犯さないシステム/仕組みを構築し、継続的に更新する。
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パイロットの視点で、というウリだが、内容は普遍的。類書と比較した場合、どこに本書ならではの付加価値があるのかはわからなかった。
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