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ユダヤから来た日本の妖怪たち の商品レビュー

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2012/01/17

タイトルに興味を惹かれて、手にとって見たが9割くらい妄言としか思えないことばかり書いてある。 一つ目小僧やのっぺらぼうが、ユダヤから来ているというから、困ったもの。 その根拠もかなり強引で、聖書に書いてあるワンシーンが、のっぺらぼうを思わせるものだとか、かなりヒドイ。 この本を...

タイトルに興味を惹かれて、手にとって見たが9割くらい妄言としか思えないことばかり書いてある。 一つ目小僧やのっぺらぼうが、ユダヤから来ているというから、困ったもの。 その根拠もかなり強引で、聖書に書いてあるワンシーンが、のっぺらぼうを思わせるものだとか、かなりヒドイ。 この本を読んで、ためになった点はは3つ。 ㈰ヤタガラスと天狗と山伏とユダヤのレビ(宗教指導者)が共通しているという説。 ㈪天皇家の紋章である16弁家紋が、太陽をかたどったものだという説だけ同意。 というのも、古代中東の遺跡には16弁家紋に似たものがあり、不思議に思っていた。しかも中東では太陽神をあがめていたということもあり、かなりつじつまがあう。 日の丸も、太陽をかたどったものだし、天照大神も太陽神であることから、日本人は昔から太陽をあがめていたと考えられる。 ㈫フランシスコザビエル・シーボルト・ケンペルスなど、長期に日本に滞在した外国人が、日本人は中東から来たと言っているらしいこと。 彼らは中国や東南アジアと日本を比較して、その独自性になにを思ったのだろうか? 彼らの著作を読んでみようと思った。 以上、かなり変な本ですので、暇つぶしにはオススメです。

Posted byブクログ