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戦乱の都・京都 の商品レビュー

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2013/01/26
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平安から第二次世界大戦終戦までの京都が描かれている。 広範囲なだけに内容として汎用的で、薄いといえば薄い。 が、筆者の祖先から聞いた体験談などが時々出てくるのが面白い。 関が原を弁当を持って観に行ったというのはリアルなエピソード。 筆者の経験から、首の代わりに削いだのは鼻ではなく耳だろう、というのも興味深かった。 耳なら切込みを入れればすぐ千切れる、素手でも出来るというのは この筆者だから語れることだろう。 言葉の端々に、戦いを知っている人なのだということが見えてくる。 籠城について、現在の日本と同じ愚策と切り捨てているところなど興味深かった。

Posted byブクログ