君はフィクション の商品レビュー

3.2

20件のお客様レビュー

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2012/03/13

著者の死後に未発表短編を集めて出版されたもの。 だからジャンル的にはバラバラ。 娘さんが後書きを書いてるんだけど、 これもなかなか面白い。

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2012/02/11

中島らもって、こういうの書くの好きだよね・・・な短編集。 コンセプトで集めてないせいでしょうか?全体として物足りない感じは否めません。

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2011/01/13

「山紫館の怪」「君はフィクション」「コルトナの亡霊」「DECO-CHIN」「水妖はん」「43号線の亡霊」「結婚しようよ」「ポケットの中のコイン」「ORANGE'S FACE」「ねたのよい」「狂言『地籍神』」「バッド・チューニング」が読めます。 「コルトナの亡霊」普通に...

「山紫館の怪」「君はフィクション」「コルトナの亡霊」「DECO-CHIN」「水妖はん」「43号線の亡霊」「結婚しようよ」「ポケットの中のコイン」「ORANGE'S FACE」「ねたのよい」「狂言『地籍神』」「バッド・チューニング」が読めます。 「コルトナの亡霊」普通に観てみたいです。どんだけ恐いんだよ。 「結婚しようよ」や「ポケットの中のコイン」など、 なんだか懐かしい薫りのする作品が多いです。 「バッド・チューニング」が好きでした。 やはりキュンとさせてくれる、そんなものが好きなのかしら。

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2010/04/22

内容は らもさんの最後の短編集とのこと。 いつの間にか書きためた物を 周囲が寄せ集めた感がある…… 『Deco_chin』以外はなんだかどうでもいい感じ。 しかも『Deco_chin』は読んだことあったし……

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2010/01/29

ひさびさのらも作品。短編集。面白いのもあれば、うーむと思うのもある。それらを含めて、らもなんだろう。作品的には、一昔前になるのだろう。 その時代の時に、新しい事を書いているなと思っても、今になって読むと 一昔前の事なんだなと感じてしまった。

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2009/10/29

面白かったけどすとーんと通過してしまった感じ、 全部面白かったけどね。 私はエッセイの方が好きかなあ、 この中では「ねたのよい」が一番好きかな、好きだと思う。 「DECO-CHIN」は力作だと思うけどちょっときついものがあるなと思った。 それでも一応さらっと流せるのは書き口調が中...

面白かったけどすとーんと通過してしまった感じ、 全部面白かったけどね。 私はエッセイの方が好きかなあ、 この中では「ねたのよい」が一番好きかな、好きだと思う。 「DECO-CHIN」は力作だと思うけどちょっときついものがあるなと思った。 それでも一応さらっと流せるのは書き口調が中島らものものだから、だと思います。

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2009/12/16

 中島らもさんの急逝後に出版された最後の小説集。  個人的なお気に入りは、スピード狂の車乗りと自転車の『亡霊』とのスピードバトルを非常に幻想的に描いた「43号線の亡霊」、そして、亡くなる直前に書き上げていたという遺稿の「DECOーCHIN」。  後者のDECOーCHINでは、らも...

 中島らもさんの急逝後に出版された最後の小説集。  個人的なお気に入りは、スピード狂の車乗りと自転車の『亡霊』とのスピードバトルを非常に幻想的に描いた「43号線の亡霊」、そして、亡くなる直前に書き上げていたという遺稿の「DECOーCHIN」。  後者のDECOーCHINでは、らもらんの『理想の音楽』『バンド』とは、例えばどんなものかということを、ぶっとんだ世界観で描ききっている。まさに破天荒(=今まで誰もしなかったことを成し遂げること)なバンドを考え出し登場させており、とても愉快。その不気味な結末とともに深く印象に残った一篇。

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2009/10/24

◆あらすじ◆ 中年小説家「おれ」の創作パワーの源は証券会社に勤める若いOL香織との密会だ。 今日も、ホテルの瀟洒なバーで待ち合わせ。 だが、現れたのはプータローをしているという双子の妹・詩織だった。 「おれ」はまったく正確の違う彼女に魅かれ、打ち解ける。 すると詩織はルームキーを...

◆あらすじ◆ 中年小説家「おれ」の創作パワーの源は証券会社に勤める若いOL香織との密会だ。 今日も、ホテルの瀟洒なバーで待ち合わせ。 だが、現れたのはプータローをしているという双子の妹・詩織だった。 「おれ」はまったく正確の違う彼女に魅かれ、打ち解ける。 すると詩織はルームキーを取り出し……。 表題作『君はフィクション』ほか、単行本未収録の幻の3作品を特別収録した中島らも最後の短編集。

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2009/10/07

君はフィクション、コルトナの亡霊あたりがおもしろかったです。あの天才すぎるDEKO-CHINEが遺作だったとは…すごい。

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2009/10/07

ホラー、コント、青春もの、音楽もの、心象スケッチなどさまざまな短編が収められていて、楽しい。 個人的にはちょうどフジに行ってたところだったので、日本の野外フェスの草分けである71年の第3回全日本フォークジャンボリーを舞台にした「結婚しようよ」が面白かった。らもさんのシニカルなとこ...

ホラー、コント、青春もの、音楽もの、心象スケッチなどさまざまな短編が収められていて、楽しい。 個人的にはちょうどフジに行ってたところだったので、日本の野外フェスの草分けである71年の第3回全日本フォークジャンボリーを舞台にした「結婚しようよ」が面白かった。らもさんのシニカルなところと優しいところがうまいことブレンドされていてよい按配です。 ただ拓郎はサブステージでの演奏だったはずだし、「旅の宿」や「結婚しようよ」がヒットするのは翌年の話なので歴史的にはちょっと怪しいけど。

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