妖怪を見た人びと の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルに惹かれて読んでみました。最近は心霊ものが多く、妖怪をテーマにした本はあまり見かけないので新鮮でした(本自体は、2009年出版ですが)。 個人的には、「階段を上る座敷わらし」という話が印象的でした。座敷わらしは必ずしも幸運を運ぶものではないとする例として掲載されている話。 座敷わらしが出没する旅館などの話は聞きますが、この話のような性質の座敷わらしには、正直あいたくないなぁ。
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映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観て「妖怪のいる所に住んで、妖怪に会ってみたい!」という好奇心が湧き、実際に妖怪にあった人の体験談集を読もうと手に取った1冊。 映画では人間と共存し、貧乏神のように親切にすると良い事が返ってくるような、友達になれそうな妖怪や神様が登場してい...
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観て「妖怪のいる所に住んで、妖怪に会ってみたい!」という好奇心が湧き、実際に妖怪にあった人の体験談集を読もうと手に取った1冊。 映画では人間と共存し、貧乏神のように親切にすると良い事が返ってくるような、友達になれそうな妖怪や神様が登場していた。 しかしながら、今作を読んで、どちらかというと妖怪は人間に恐怖を与えてくるものが多いのでは、と感じた。仲良くなろうだなんて甘い考えで、下手したら命を取られかねないのでは。 そして、やはり妖怪が現れるのは、(これは映画とも共通しているが)古い家や時代であるようだ。それこそ戦後だとか、昔の時代は妖怪や神様との距離が近かったが、新しい建物がたくさん建てられている現代では、あまり妖怪を見る機会がなくなっているようである。 しかし、まだまだ妖怪や神様と仲良くなる夢は捨てきれないので、とりあえず京都上京区の妖怪ストリートや、映画で舞台となった鎌倉にはいつか住んでみたいと思う。
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現代人の妖怪目撃譚。 あるんですね~今でも。 是非遭遇してみたい。 あかなめがいそうな気も…掃除しよ。
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