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ウォーホルの芸術 の商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2019/06/13

宮下さんの本としては、はじめの頃なんですよね。でも、語り口はおんなじなんです。ぼくは好きですね。https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201906130000/

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2018/04/04

キャンベルスープ、モンロー、毛沢東 etc. どんな背景で生まれてきたのかわかった!う〜ん。奥が深い。笑 関連書籍、あと2冊読むぞ!

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2014/12/25

自分の思う素晴らしき軽薄さみたいなのをウォーホルはすでに表現していて普通にすごいとおもいました こういうのを文芸とか音楽でやりたい

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2014/03/26

モダンを否定したポストモダンはプレモダン、古典、土俗との共通性がある。宮下氏を通して、ウォーホルにそのことを見る。人間には時代に左右されない要素や構造がある。 ・モンロースマイル ・写真は恐怖、絵画は哀悼 ・イコンは媒介

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2014/03/25

ウォーホルの人間性に深く迫っている。ただ、正直言うと割と一般の人もそう思うだろうな、という話が多く、余り発見がなかった。要は彼はクールでそこらの芸術家とはカテゴリが違うということ。

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2014/02/27

ポップであることの本質は誰にでもアクセスできることではない、誰からも切り離され、ただ時代のみと繋がっている事だ。大量生産によるイメージの喚起というウォーホルのコンセプトは資本主義と社会主義、20世紀における2つの思想の交差点であり、同時にシルクスクリーンを効果的に用いたアナログな...

ポップであることの本質は誰にでもアクセスできることではない、誰からも切り離され、ただ時代のみと繋がっている事だ。大量生産によるイメージの喚起というウォーホルのコンセプトは資本主義と社会主義、20世紀における2つの思想の交差点であり、同時にシルクスクリーンを効果的に用いたアナログな手法は今となっては図らずしも前世紀的な意匠を感じさせてしまう。彼の作品は芸術でありながら自己表現とは無縁であったが、彼の人間性にまで踏み込んだ本書を読んだ後には、逆説的にそれこそが自らの人間性を守る手段であったのかもと思えてくる。

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2012/09/02

ウォーホル作品のタナトス的側面に対して、 思い入れが強すぎる気がした。 とは言え、悪い本でもない。

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2012/03/26

60年代の作品を中心にとても丁寧に解説されている。勉強になった。あくまでもアンディ・ウォーホル本人ではなく作品ありきで解説してくれているので、余計な先入観をもつことなく没入できた。結果として、作者本人を知る事ができたようになったのは面白い。 キャンベル・スープ缶の作品などは、この...

60年代の作品を中心にとても丁寧に解説されている。勉強になった。あくまでもアンディ・ウォーホル本人ではなく作品ありきで解説してくれているので、余計な先入観をもつことなく没入できた。結果として、作者本人を知る事ができたようになったのは面白い。 キャンベル・スープ缶の作品などは、この本を読むまでは大量消費社会を単純に皮肉ったものだと思っていたが間違っていたようだ。もっとフラットな世界観を提示していたことがわかる。そのアプローチの仕方にこそウォーホルの功績があるのだと思った。

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2011/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウォーホルの絵はま家から好きで、どんな人物かよく知らなかったことからこの本を開いた。正直、生と死がテーマであるとか、敬虔なクリスチャンであることからくる考え方など、少しも考えかなった。絵から伝わってこなかったのは、まったく私の無知と眼力のなさだった。これから、日記などを読んで知識を広めて、再度、彼の絵を見てみたい。

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2011/04/12

[ 内容 ] 20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928‐1987)は、生前における多方面にわたる活躍やメディアへの頻繁な露出から、これまで様々な流言飛語に曇らされ、毀誉褒貶に包まれていた。 しかし、1989年にニューヨーク近代美術館で大規模な個展が開催され、9...

[ 内容 ] 20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928‐1987)は、生前における多方面にわたる活躍やメディアへの頻繁な露出から、これまで様々な流言飛語に曇らされ、毀誉褒貶に包まれていた。 しかし、1989年にニューヨーク近代美術館で大規模な個展が開催され、94年にはアメリカにある個人美術館としては最大のアンディ・ウォーホル美術館が開館するなど、その多面的な芸術は正確に評価されつつある。 「孤独なトリックスター」の実像とは―。 本書は、日本での大規模なウォーホル回顧展にも関わった美術史家が、ウォーホル芸術の意味と本質に迫り、それを広く美術史の中に位置づける画期的論考である。 [ 目次 ] 第1章 キャンベル・スープ―ウォーホルの原点 第2章 スターの本質―聖と俗の肖像 第3章 名もなき死―現代への予言と警告 第4章 公権力への恐怖―アメリカの暗部 第5章 名声と死の影―『ジャッキー』・『花』・『自画像』 第6章 ウォーホル芸術の終焉―『毛沢東』から『最後の晩餐』へ 終章 ウォーホルの聖性 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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