立花道雪 の商品レビュー
斜陽の主家を高橋紹運と共に忠節の限りを尽くす立花道雪。本編の内容は比較的大友家メインの北九州戦記。新興勢力として勢力を伸ばしてきた毛利、龍造寺と因縁のある秋月家との争い。道雪のエピソードは淡々と書かれており感情移入ができない作品だった。
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戸次鑑連、立花道雪の事を知りたいのならおすすめ出来うる一冊ではありますが、小説として主人公視点で喜怒哀楽を感じられる様な一冊ではないと感じた。 淡々と史実を説明しながら書かれていて感情移入の様なものはほとんど無かった。 2021/8
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大友家のために奔走する道雪さんマジ男前。 道雪さんが男前ということは分かりきっていることですが、それでも格好よい!素敵! それにしても、道雪さんが格好良く書かれるにつれ宗麟親子の格好悪さが際立つんですよね。哀しい。(・・・)そして親賢がとても悪役。 なにより道雪の宗麟への尽...
大友家のために奔走する道雪さんマジ男前。 道雪さんが男前ということは分かりきっていることですが、それでも格好よい!素敵! それにしても、道雪さんが格好良く書かれるにつれ宗麟親子の格好悪さが際立つんですよね。哀しい。(・・・)そして親賢がとても悪役。 なにより道雪の宗麟への尽くしっぷりに涙出そうになりました。 「宗麟がおかしくなって棒もって街中走り回っても、まあ、それがしそれを真似して街中走り回りますけどね。なんだかんだいってあのひとそれがしの主だし王様だからさ・・・」(「日本耶蘇会年報」の超意訳)とかさあ!そりゃみんな道雪さんに付いていくよ! あと「小柄でちょっぴり勝気なぎん千代」という一文にきゅんとしました!少女漫画の紹介文みたい!可愛い!!(・・・)
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信義の武将である立花道雪の小説です。やや説明的ではありますが、当時の北九州の状況を概観しながら、道雪の生き様を描いています。 彼に関するエピソードはたくさんあって紹介し切れませんが、小説の中では道雪の最期の場面が印象に残りました。道雪が戦陣で没すると、敵将は立花軍の様子から道...
信義の武将である立花道雪の小説です。やや説明的ではありますが、当時の北九州の状況を概観しながら、道雪の生き様を描いています。 彼に関するエピソードはたくさんあって紹介し切れませんが、小説の中では道雪の最期の場面が印象に残りました。道雪が戦陣で没すると、敵将は立花軍の様子から道雪が没したと悟りますが、立花軍が撤退していく際には道雪に敬意を表し、決して戦を仕掛けることはせず、ただただ勇将の死を惜しんで見送りました。敵味方から畏怖され、尊敬されていたことが伺えます。 …道雪は死にゆく時に何を思っていたのでしょうか?不安だったのでしょうか?もちろん不安が無いことはなかったでしょうが、私は幾分か安心して逝ったと思います。筑前には盟友である高橋紹運が健在でしたし、それに何より、紹運の実子であり、道雪に将来を見込まれて彼の養子となった若武者、立花宗茂が居ましたから。 読了日 2009年7月
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面白かったんだけど、なんとなく全体としてのつながりが弱く、断片的なエピソードをつなぎ合わせたように感じてしまった。
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大友宗麟を支えた武将・立花道雪の小説。高橋紹運と双璧をなし、立花宗茂を養子とした人です。生涯の大戦三十七回、小戦百有余回で、一度も敗戦を知らぬ信義の武将。戦陣で病没したとき、ほら貝の音と共に遠ざかり行く遺体に、戦中でも敵将が合掌したという武将の生き様に感動。 2009.8.4読...
大友宗麟を支えた武将・立花道雪の小説。高橋紹運と双璧をなし、立花宗茂を養子とした人です。生涯の大戦三十七回、小戦百有余回で、一度も敗戦を知らぬ信義の武将。戦陣で病没したとき、ほら貝の音と共に遠ざかり行く遺体に、戦中でも敵将が合掌したという武将の生き様に感動。 2009.8.4読了
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