ネコのホームズ の商品レビュー
『ネコのホームズ』 南部和也(なんぶ・かずや) 作 YUJI (ゆうじ) 絵 久しぶりに本棚から。 子どもと遊ぶ公園の、すぐ側にあった本屋さん。今は残念ながらなくなってしまいましたが、休憩も兼ねてよく寄らせていただいていました。 そこで出会った一冊です。タイトルにも、表紙の絵に...
『ネコのホームズ』 南部和也(なんぶ・かずや) 作 YUJI (ゆうじ) 絵 久しぶりに本棚から。 子どもと遊ぶ公園の、すぐ側にあった本屋さん。今は残念ながらなくなってしまいましたが、休憩も兼ねてよく寄らせていただいていました。 そこで出会った一冊です。タイトルにも、表紙の絵にも、ホームズ好きには気になりますよね。笑 作者の南部和也さんは、1960年生まれ。 北里大学獣医学科卒業、米カリフォルニア州「The Cat Hospital 」で研修を受けた後、東京でねこ専門の病院を開業されている獣医さんですね。 2001年より童話を描き始め、ねこが主人公の作品が多くあります。 主人公はネコのホームズ。ヘイスティングス町に建つ立派なお屋敷で、動物病院〈ヒルトンハウス〉を開業するモーガン先生に飼われていました。(本家とは違いますね、笑 ) そして家政婦はサットンさんです。 モーガン先生の元で知恵を育んでいたホームズでしたが、先生が亡くなられてから、助手を務めてくれることになるダニーと出会います。(主役は出揃いましたね)新しいコンビの誕生です。 第2話 カナリア失踪事件 第3話 英国秘密諜報員疲労事件 第4話 ワインセラー幽霊事件 小さくても推理力抜群で頭脳明晰で落ち着きあるネコのホームズに対して、新しく獣医としてヒルトンハウスに住むことになった、ちょっとたよりない探偵助手のダニー。二人(?)の活躍をサットンさんと一緒に見守りたいですね。 絵はYUJI(ゆうじ)さん、1955年三重県生まれ。 愛知県立芸術大学油絵科卒業。1979年からパリに住み、国立高等美術学校に学ぶかたわら各地で個展を開く。現在は帰国し、童話や絵本に絵を描いたりさまざまな活動をされているようです。 『シャーロックホームズ』の雰囲気がとても出ていて、お話がさらに楽しくなりますね。(*´︶`*) 続編に『十三かかしの呪い』があります。 何も短編集なので、どちらからでも楽しめますが、 出会いが語られているこちらからが、順序としてはよいですね。笑 カラーのイラストの挿し絵もあり、読みやすくなっています。小学中学年くらいがおすすめかな、と。 2冊、共におすすめですよ。(*´ω`*)
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動物病院に住むネコのホームズがいて、飼い主さんが亡くなってしまったから病院の家所有権と営業権を相続、新しく来た新人獣医さんと新しくまた動物病院を営むかたわら、探偵として依頼をこなす話。 とにかくネコのホームズが、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズに似てる気がする!ホントのと...
動物病院に住むネコのホームズがいて、飼い主さんが亡くなってしまったから病院の家所有権と営業権を相続、新しく来た新人獣医さんと新しくまた動物病院を営むかたわら、探偵として依頼をこなす話。 とにかくネコのホームズが、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズに似てる気がする!ホントのところは分かんないけど、口調とかの解釈が一致する!すげぇ! 謎も面白いけど、猫と獣医さんの凸凹な掛け合いが面白いなって思うのんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
南部和也さんのネコの話は面白いので大好きです。 ネコのホームズが解決するのは、カナリアの卵の失踪事件や、夜の地下室でワインの栓を抜く幽霊事件。 ホームズの甥(ネコでありながら諜報員)も登場します。 探偵の相棒は、若い獣医師ダニー。 ホームズの変装が見所です。
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気の弱い獣医師ダニーは、名探偵ホームズの相棒になった。ただし、このホームズ、ネコですけどね。するどい観察力でたちまち事件を解決するホームズとたよりないけど人のいいダニーの名コンビ、有名な人間のホームズとワトソンにも負けません!
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