軌道エレベーター の商品レビュー
東京出張で読了 軌道エレベータをテーマにしたA・C・クラークの「楽園の泉」を ちょうど見つけて購入した
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今やSFファンには常識の(?)軌道エレベーターに関する本。力学・材料力学的な話にもきちんと触れている。別の惑星に軌道エレベーターを作るには、みたいな発展的な話題があるのもうれしい。
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本書を読むと、人類はいずれ必然的に軌道エレベーターを建設するだろうことが理解できる。その実現手法と課題が平易に解説された本。
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【読んだきっかけ】本屋さんに平積みされていた。気になっていたテーマだったので買ってみた。 【内容】近未来の宇宙輸送システム、軌道エレベーター(宇宙エレベーター)の原理や建設に必要な素材や技術をわかりやすく解説[文庫の解説を引用]したノンフィクション。 【感想】軌道エレベーターとい...
【読んだきっかけ】本屋さんに平積みされていた。気になっていたテーマだったので買ってみた。 【内容】近未来の宇宙輸送システム、軌道エレベーター(宇宙エレベーター)の原理や建設に必要な素材や技術をわかりやすく解説[文庫の解説を引用]したノンフィクション。 【感想】軌道エレベーターという発想をどこかて聞いていて、できるかな、できたら凄いな、と漠然と考えていた。静止衛星と地上とを繋ぐ。でもどうやって?その答えのいくつかを、科学オンチの私にもわかりやすく説明してくれたのがこの本だった。読んだ後思うのは、軌道エレベーターはわりと近い未来にできてしまうんじゃないか、これからの宇宙開発はこれ以外ないんじゃないか、ということ。 驚きの発想がいくつも記述されていたが、感動すら覚えた考えは二つ。一つは作り方。静止衛星からケーブルを降ろしていく。考えてみれば当たり前だがナルホドと思った。二つ目は、材料を得るのに手ごろな小天体を捕獲して静止軌道上にもってくる、という発想。その壮大さに心うたれた。 この本には他にも、第三宇宙速度、リング都市、スカイフックなど、想像するだけでワクワクする未来が詰まっている。 薄い本だし読んで損はない。 あと、「宇宙空母ブルーノア」が見たくなる。
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軌道エレベーター実現のための諸問題について考察されており、とてもためになった。まったく無理な話ではなく、何とかできるかもしれないレベルまできているというのも納得できた。 このようなプロジェクトはガンダムのようなアニメを見て育った世代でないと受け入れらない壁があることも納得できた...
軌道エレベーター実現のための諸問題について考察されており、とてもためになった。まったく無理な話ではなく、何とかできるかもしれないレベルまできているというのも納得できた。 このようなプロジェクトはガンダムのようなアニメを見て育った世代でないと受け入れらない壁があることも納得できた。 これからこのような夢のあるプロジェクトが増えるとよいと思った。
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夢の扉+ 2011年9月11日の放送 http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20110911.html 日本大学教授 工学博士 青木義男 さん スペースシャトル後の宇宙開発 夢の技術 ・・・エレベーターで宇宙を目指せ! 「宇宙...
夢の扉+ 2011年9月11日の放送 http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20110911.html 日本大学教授 工学博士 青木義男 さん スペースシャトル後の宇宙開発 夢の技術 ・・・エレベーターで宇宙を目指せ! 「宇宙エレベーター」開発者の挑戦
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ガンダムの影響で購入。重力と遠心力の分岐点、地球脱出速度、 ラグランジェ・ポイント などなど大変興味深かった。 あー実現した頃には自分はこの世にいないなー。 子孫よ。楽しんでくれ。外宇宙を!
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読みやすく、分かりやすいだけでなく、専門的でもあるので、初めて知った人からかなり知っている人まで楽しめる良書と思う。
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久し振りにわくわくしながら読んだ本です。 人類は宇宙にあこがれてロケットを作り、今ではスペースシャトルが地球と宇宙を行き来しています。しかし、これには大きな問題があります。 それは莫大な燃料費、そして環境汚染。 地上から宇宙へ聳え立つバベルの塔のような巨塔を作ればいいの...
久し振りにわくわくしながら読んだ本です。 人類は宇宙にあこがれてロケットを作り、今ではスペースシャトルが地球と宇宙を行き来しています。しかし、これには大きな問題があります。 それは莫大な燃料費、そして環境汚染。 地上から宇宙へ聳え立つバベルの塔のような巨塔を作ればいいのだろうか? でもそんなものどうやって作るのか、現実的に考えたら倒れるじゃないか? こういうことを真剣に考える人達がいました。彼らが提案するのが軌道エレべーターです。 軌道エレベーターとは静止衛星軌道上(地球の場合およそ36000km上空)に衛星を設置して、そこから地球に向けてケーブルを垂らして作るエレベーターです。そして地球と反対側にも同じようにケーブルを伸ばすことで地球の重力と遠心力でバランスさせることで宙に浮いた構造物を作るのです。 これのメリットはエネルギーコストが非常に低いこと。エレベーターを上げるのにエネルギーは必要ですが、莫大な位置エネルギーを蓄えるので効率がよい。 こんなSFじみた話を実現するにはどんな構造体にすべきなのか、材料が満たさなくてはならない条件はどんなものがあるのか? 莫大な量の材料をどこから調達運搬するのかなど科学的に分析しているのが本書です。 人類の宇宙進出のための軌道エレベーターの他にも月面用軌道エレベーター(力が事実上釣り合っているラグランンジュ点を利用したエレベーター)や軌道リングシステム(地球の周りにリング状の衛星を作り様々な地点から宇宙へアクセスできるようにしたもの)など未来を見据えたものを次々と紹介するのが本書です。 単に空想的なのではなく科学的、物理、化学的な記述もあるので非常に引き込まれます。さらに本書の対談の中の軌道エレベーターができた後の地球の経済的、政治的変化についても興味深く思いました。その世界はまさにガンダムそのもの。 しかし、世界ではこういうことを真剣に議論している人がいたり、学会のような組織があって研究発表が行われているそうです。(知らなかった!) また本書は軌道エレベーターについてまとめた世界ではじめての本であるそうです。(1997年時点) 軌道エレベーターをテーマにした小説 アーザー・クラークの『楽園の泉』も読んでみたいなと思いました。 自分が生きているうちには実現は厳しいとは思うが、考えることは非常に面白いですね。
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