コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 の商品レビュー
始めは子ども向けかと思ったけど、二話目、三話目と徐々に主人公の年齢も上がって引き込まれていった。大事な人と引き裂かれ、会いたい会いたいと強く思う気持ちが痛い。『魔法の振り子』は切なすぎた。 2012年2月19日
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ツイッターのTLに書名が流れてきて、かつ、発言主がちょっと意外な人だった…… こうした作品を読むことはない、と思っていた人だったので、それで購入した一冊。 「大事な探し物のある人だけがたどりつけるという、風早町にある『コンビニ・たそがれ堂』。 その噂の通りに、どうしても叶えたい...
ツイッターのTLに書名が流れてきて、かつ、発言主がちょっと意外な人だった…… こうした作品を読むことはない、と思っていた人だったので、それで購入した一冊。 「大事な探し物のある人だけがたどりつけるという、風早町にある『コンビニ・たそがれ堂』。 その噂の通りに、どうしても叶えたい願いを持ったものたちは、そこの不思議な店長から、『探し物』を購入することができる。そして……」 「癒し」とか「ほっこり」という言葉は安易に使いたくはないのだけれど、平易で優しい文体で、三つ+αの物語が綴られています。正直、読んでいて涙腺が何度か壊れました(笑)。素直な気持ちになれるのが、いわゆる「癒し」効果なのかもしれません。 三作目のお話は舞台が古い小さなホテルなのですが、たまたまこの前に読んでいた帝国ホテル関連の本と、いろいろとかぶるところがあって興味深かったです。
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『コンビニたそがれ堂』の続編です。 今回も胸が暖かくなる話ばかりでした。 コンビニのお兄さんかっこいいです。
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風早の街の、たそがれ時にだけ出現する不思議なコンビニ「たそがれ堂」。悩みを抱えたヒロインたちがそこに迷い込み、何かを見つける連作短編集です。ヒロインはそれぞれ年齢も境遇も別々で、踏み出した第一歩も各世代別。ヒロインと同い年くらいの頃はそれでいいと思えたものが今となっては首を傾げる...
風早の街の、たそがれ時にだけ出現する不思議なコンビニ「たそがれ堂」。悩みを抱えたヒロインたちがそこに迷い込み、何かを見つける連作短編集です。ヒロインはそれぞれ年齢も境遇も別々で、踏み出した第一歩も各世代別。ヒロインと同い年くらいの頃はそれでいいと思えたものが今となっては首を傾げる内容だったりするのは年食った証拠でしょうか。まぁどこに解決を見出すかは別として、目線がとにかく温かい。ちゃんと見てくれてる人がいる、気づいてくれる人がいる。場合によっては人ではなく、自然であったり幽霊であったり妖怪であったりするかもしれないけど、寄り添ってくれる存在がある。気持ちが弱った時に読み返せば、そんなことを信じられるような作品です。
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魔法の振り子。 五代くんがクウガじゃなかったらこんな感じ?って言う第一印象。かなしいんだけど、ほっこりあったかい幸せな話。
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風早の街の不思議なコンビニたそがれ堂の第二弾です。 今回は長めの短編が二編入っているので四編と少なめ。 「雪うさぎの旅」: 雪どけ、春になるとともに消えてなくなる雪うさぎたち。悲しいけれど、冷たい雪の体の中にある彼らの心温かさが伝わってくる優しいお話でした。 「人魚姫」: ひ...
風早の街の不思議なコンビニたそがれ堂の第二弾です。 今回は長めの短編が二編入っているので四編と少なめ。 「雪うさぎの旅」: 雪どけ、春になるとともに消えてなくなる雪うさぎたち。悲しいけれど、冷たい雪の体の中にある彼らの心温かさが伝わってくる優しいお話でした。 「人魚姫」: ひきこもりの17歳の少女。今はゲームの世界にのみ生きている。昔学校でいじめられていた彼女。でもいとこの秋姫が支えてくれたおかげで強く生きていくことを決意した矢先、秋姫が事故で亡くなってしまう。その日から真衣は立ち上がることができなくなり、学校にもどこにも行かなくなってしまったのだった。 ひきこもり、母子家庭、いじめ、ネトゲ廃人など、現代の問題を扱っていて重いテーマ。 さらこのシリーズには似合わないホラー要素も出てきてちょっと怖かったです。 きちんと前に進む一歩の難しさとその大切さを教えてくれる作品でした。 何かひとつ成し遂げるたびに(外出する、バイト探しなど)「レベルアップ」「イベントクリア」なんて ゲームの世界と現実の世界を重ねて、前向きに頑張る彼女を見ていてすごく応援したくなりました。 「魔法の振り子」:作家の佐藤薫子。彼女が昔好きだった同級生、名前が似ている佐藤薫は10年前、約束の場所に現れず、そのまま音信不通に。彼が約束の場所に現れなかった理由とは。彼の気持ちは。 悲しいお話でした。彼との過去のエピソード一つ一つが切ないです。 以下、ちょっとネタバレになりますが、この終わり方は一見、幸せそうで後ろ向きな感じで、納得できず気持ちが晴れませんでした。 「エンディング~ねここや、ねここ」: 可愛がってくれた家族たちを愛し、その幸せを壊したものを恨むあまり魔物になって復讐のために生きながらえてきた一匹の猫のお話。 愛が強かったゆえに、失ったときの気持ちの行き場をなくし、憎しみへと向かってしまった哀しさ。 でもコンビニたそがれ堂のお兄さんのプライベートな一瞬を見ることが嬉しかったかも。 いつかお兄さんの話をも読んでみたいです。 お気に入り度:★★★★☆ (2009年12月3日読了)
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大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。そこを訪れる少女たちの話。連作短編。優しそうな本だなぁと思って読んだ。思ったよりも暗いというか、少し寂しさもある。 2009/11/20
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雪だるまと雪うさぎがとても可愛らしかったです。そしておでんが食べたくなりました(笑) つっこみどころはやはり多いのですが、ゆったり読めるところが良かったです。
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2ヶ月も前に出てたんですね。 気付きませんでした。 前作を読んで、物凄く癒されたのでシリーズ2冊目は、何も考えずに即買いしました。 前作よりもページ数増えてる気がする。 その内読もうと思ってます。 09/10/13読破 外で読んでいて、5回はうるうるしました。 家で...
2ヶ月も前に出てたんですね。 気付きませんでした。 前作を読んで、物凄く癒されたのでシリーズ2冊目は、何も考えずに即買いしました。 前作よりもページ数増えてる気がする。 その内読もうと思ってます。 09/10/13読破 外で読んでいて、5回はうるうるしました。 家で読んでいたら確実に泣いてました。 今回は生と死が絡んでくる話が9割でした。 また、根が暗くて引き篭もりに近い私は、耳の痛い話もありました。 切なくて、胸が苦しくなったり、喉の奥が痞えるような話もありました。 秋の夜長に読むと切なくてよりいっそう、作品にのめりこめそうなのでおすすめです。
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内容(「BOOK」データベースより) 大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。ミステリアスな店長が笑顔で迎えるのは、大好きな友だちに会いたいと願う10歳のさゆき、あるきっかけからひきこもりになってしまった17歳の真衣、学生時代の恋をふと思い出した作...
内容(「BOOK」データベースより) 大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。ミステリアスな店長が笑顔で迎えるのは、大好きな友だちに会いたいと願う10歳のさゆき、あるきっかけからひきこもりになってしまった17歳の真衣、学生時代の恋をふと思い出した作家の薫子…そこで彼女たちが見つけるものとは?ほのかに懐かしくて限りなくあたたかい4編を収録したシリーズ第2弾、文庫書き下ろしで登場。
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