1,800円以上の注文で送料無料

アラマタ人物伝 の商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/01/20

NDC K281 「アラマタ博士がみつけたニッポンの偉人・奇人・変人226人! 現代ニッポンを代表する「変人」荒俣博士が紹介するニッポン人物列伝。素晴らしい偉業を成し遂げた偉人のみならず、意外な行動で人々を驚かせた奇人、変なことにこだわり続けた変人など、226人を紹介。小学生か...

NDC K281 「アラマタ博士がみつけたニッポンの偉人・奇人・変人226人! 現代ニッポンを代表する「変人」荒俣博士が紹介するニッポン人物列伝。素晴らしい偉業を成し遂げた偉人のみならず、意外な行動で人々を驚かせた奇人、変なことにこだわり続けた変人など、226人を紹介。小学生から大人まで、読めば勇気があふれだす。人間って面白い!」 「とうとう、ふしぎな日本人物事典ができあがってしまいました。 ここに取りあげた人々は、偉人や賢人ばかりではありません。失敗した人も、悪事を働いた人も、まったく無名のままで亡くなってしまった人も、たくさん出てきます。冒頭の16ページには、日本史に残る「子ども」を特集しましたし、もちろん国籍も「日本」にかぎってはおりません。なにしろ、日本という国ができる前に日本列島にすんでいたらしい人物まで登場するのですから。 それから、人間はまた、たくさんの面をもっています。いい面も、悪い面も、ひっくるめてその人なのですから。各項目では、事実はもちろんのこと、ウワサや伝説にも注意を向けてあります。みんな、あっとおどろくような「秘密」や「フィクション」をもっているからこそ、魅力を感じるのです。 本書に登場する人物を決める基準となったのは、アラマタが個人的に「共感できるかどうか」ということでした。したがって、有名か無名か、分野のバランスなどはいっさい気にかけておりません。架空の人すらまじっているかもしれません。でも、どの人も、わたしたちが今いるこの日本に深いかかわりをもっています。これらの先輩とめぐりあえたからこそ、わたしは自分の生まれた国に興味をいだき、ここで生きていく希望をつかまえられたと思っています。―――荒俣 宏」 ●目次から 【笠森お仙】江戸のトップアイドルはだれだ?  【聖徳太子】絶対に見てはいけない予言の書  【西行】とつぜん出家し、人造人間をつくった!?  【鈴木孫一】織田信長もおそれた戦国最強の鉄砲部隊  【雨森芳洲】韓国では有名人! 江戸の腕きき外交官  【浮田幸吉】世界初! グライダーで空を飛んだ  【広瀬淡窓】出身者4000人! 江戸時代のカリスマ塾長  【小栗忠順】消えた幕府の金! その行方を知る男  【富貴楼お倉】伊藤博文がたよった横浜の美人女将  【中村直吉】和製インディ・ジョーンズの世界一周無銭旅行  【クーデンホーフ光子】日本初の国際結婚をしたヤマトナデシコ  【原田三夫】火星の土地を買いませんか?  【白鳥由栄】4度にわたる逃亡! 昭和の脱獄王  【手塚治虫】「天国」と「地獄」を味わった神様!? ほか、全226人を紹介。

Posted byブクログ

2017/11/09

 2割くらいしか名前を聞いたことがなかった・・。結構マニアックと思うがその分楽しめた。子供むけのためか漢字に振り仮名がついてて、ちょっと密度浅目。しかし、説明分中のこれまた渋いネタ、うんちくが良い。シリーズ本があるらしいのでそれもぜひ読みたい。

Posted byブクログ

2017/11/03

アラマタ氏に選ばれた人物だからこその、 こだわりを持った方々の人物伝。 歴史に埋もれた人物にも救済をっ! これは児童向けと、あなどるなかれ。

Posted byブクログ

2016/02/08

大人が読んでもいいのだが子供でも読めるように漢字は全てふりがながふってある。今まで知らなかった偉人をちょっと紹介。 伊東忠太 築地本願寺の設計者なんだが妖怪大好き。この妖怪の造形が素晴らしくてなんかかわいい。そのままアニメ化すればいいのに。 志賀重昂 日本の国境を1000km...

大人が読んでもいいのだが子供でも読めるように漢字は全てふりがながふってある。今まで知らなかった偉人をちょっと紹介。 伊東忠太 築地本願寺の設計者なんだが妖怪大好き。この妖怪の造形が素晴らしくてなんかかわいい。そのままアニメ化すればいいのに。 志賀重昂 日本の国境を1000km東に広げた民間人。1887年無人島ポナフィジンに十数人の日本人が上陸したが政府は彼らを厄介者扱いした。25歳の志賀は新聞に寄稿し政府が慌てて船を送るとそれに乗り込み、周囲が豊かな漁場であることや貴重な羽毛が取れるアホウドリの生息地であることを報告し、ついに政府もこの島を東京都に組み入れた。これが鳥島で話はここで終わらない。さらに無人島マーカスも領土にと主張し反発したアメリカ軍が軍艦を送ると志賀は堂々と渡り合い追い返すことに成功した。これが南鳥島だ。 世界初の電子式テレビを発明した高柳健次郎、古代インカ遺跡を発掘した天野芳太郎、孫文の革命に現在価値で2兆円をつぎ込んだ梅屋庄吉、エルトゥールル号沈没の義援金を集めトルコと日本の架け橋になった山田宗有、歩いてシベリアを横断した玉井喜作、日本の古い仏像や自社の価値を再発見し保護したアーネスト・フェロノサなどもやったことの割に知名度が低い。 個人的にお気に入りは南方熊楠と寺田寅彦ですが。

Posted byブクログ

2015/09/28

日本の偉大なる奇人たちを1ページで紹介しているので分かりやすい。 最後は手塚治虫だったが死んでいたら水木しげる先生もはいっていたのだろうか。

Posted byブクログ

2013/03/18

この本は,荒俣宏氏が「共感できるか」という基準で人選され,著名人とそうでない人が煩雑した構成となっています。 また著名人であっても,あまり知られることのない「秘密」や「フィクション」に触れ,飽きさせません。 これまで知らなかった日本人に興味をもち,もう少し知りたいと思うきっかけに...

この本は,荒俣宏氏が「共感できるか」という基準で人選され,著名人とそうでない人が煩雑した構成となっています。 また著名人であっても,あまり知られることのない「秘密」や「フィクション」に触れ,飽きさせません。 これまで知らなかった日本人に興味をもち,もう少し知りたいと思うきっかけになるような本です。 中でも,印象に残った人を一人挙げるとすれば,和泉要助という人です。和泉は,明治の初めに人力車を発明しましたが,時代の混乱の中,その権利がうやむやになり,結局発明者としての成功はおさめられなかったということです。

Posted byブクログ

2011/07/17

博物学者・荒俣宏氏による、ちょっと気になる世界の人物大辞典。 1ページ一人、歴史上の人物を取り上げていく、ただそれだけの本。 おもに日本史上の人物をとりあえていくのだけど、 御勉強的な要素はほんのちょっと、エッセンス程度で、 むしろその人物の人間性が象徴されている、 マイナーな...

博物学者・荒俣宏氏による、ちょっと気になる世界の人物大辞典。 1ページ一人、歴史上の人物を取り上げていく、ただそれだけの本。 おもに日本史上の人物をとりあえていくのだけど、 御勉強的な要素はほんのちょっと、エッセンス程度で、 むしろその人物の人間性が象徴されている、 マイナーなエピソードなどがしれて楽しい。 さすが荒俣さん。 どんな偉人変人でも、おなじ人間なんだなあなんてことを、 軽いテイストで教えてくれる一冊。 結構なネタ量で、ずっと楽しく読めてしまうので、ある意味危険です。

Posted byブクログ

2011/07/13

前作“アラマタ大事典”が面白かったので読んでみた。 今回人物伝だということで、ここから興味を持った人物を、もっと掘り下げて、知識を広げていこうと思ったんだけど、特に強く惹かれた人物はいなかった。 一人の人物を、1ページで紹介するのがムリだからかな。 淡々と読んで、それで終わった...

前作“アラマタ大事典”が面白かったので読んでみた。 今回人物伝だということで、ここから興味を持った人物を、もっと掘り下げて、知識を広げていこうと思ったんだけど、特に強く惹かれた人物はいなかった。 一人の人物を、1ページで紹介するのがムリだからかな。 淡々と読んで、それで終わった。 少し残念だった。

Posted byブクログ

2011/02/23

荒俣さん最高!! 第一弾に引き続き、こちらもかなりおもしろい。 荒俣さんの独断と偏見で選んだ日本の重要人物事典です。 有名な人だけど知られてない話があったり、全然有名じゃないけど重要な事柄に関与していたり、まだまだ知らない事が沢山あるんだなぁ。

Posted byブクログ

2011/01/29

宮武外骨に黒岩涙香など、人物伝への入り口にはいいかも。但し。ここでさえも女性は数えるほどしか入らないという「歴史の側面」を忘れてはならないけど。

Posted byブクログ