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ギフト の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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2017/08/11

家族、恋人、友人、上司…様々な人から贈られるギフトにまつわる短篇集。 「ギフト=心配り」として、心を温めてくれる。 短篇集だけあり、一話は5分程で読めてしまう。 色彩表現が美しく、優しさを感じる。 手元に置いて、何気なく取り出して読みたい一冊。

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2017/02/05

どれも心温まる短編集だった。友達や家族、好きな人との出来事をふと思い出した。考えてみると、その小さなできごとや、言われたひと言をふと思い出しては、救われてきたように思う。まわりに自分を大切にしてくれる人がいるというのは、何よりも幸せな事なんだと改めて感じた。

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2017/01/12

何かを誰かに贈られた時の喜び。 何かを誰かに贈って喜ばれた時の喜び。 何かを誰かに贈るために考える時間の喜び。 笑顔があり、充実があり、人と人とが繋がっている喜びがある。 そんな喜びの「ギフト」が溢れた短編集。 恋人、親子、親友、上司、病院で隣になったおばあちゃま、故郷の美術館...

何かを誰かに贈られた時の喜び。 何かを誰かに贈って喜ばれた時の喜び。 何かを誰かに贈るために考える時間の喜び。 笑顔があり、充実があり、人と人とが繋がっている喜びがある。 そんな喜びの「ギフト」が溢れた短編集。 恋人、親子、親友、上司、病院で隣になったおばあちゃま、故郷の美術館の絵画。 人生は出会いがすべてかもしれない。

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2016/08/15

うまいなぁ。 『私』をめぐる 彼。友人。上司。母。父。 『私』との距離感が絶妙で、 こんな風に 物語が すくいとることができるのか。 そのたくみさに 『なるほど』と思う。 『私』は、やさしさにつつまれている。 自分のやりたいことをやれない屈折。 そして、無理矢理突き進むことで、...

うまいなぁ。 『私』をめぐる 彼。友人。上司。母。父。 『私』との距離感が絶妙で、 こんな風に 物語が すくいとることができるのか。 そのたくみさに 『なるほど』と思う。 『私』は、やさしさにつつまれている。 自分のやりたいことをやれない屈折。 そして、無理矢理突き進むことで、起こる摩擦。 でも、かならず 待っててくれる人がいる。 善意の人たちの中で 生活ファンタジー。 私ファンタジーの世界を つくりあげていく。 キッスまでの距離。 結婚までの距離。 家族から自立するときの距離。 その心の距離感が 安心できるように描かれる。 その距離感に対する ご褒美。 挿絵が なんとも言えない やわらかく 不思議なタッチ。風がながれているような。

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2015/02/13

企業の広告冊子の文章たち? 本当に短いからさらっと読み流しちゃいそうだけど、どれも心がほっこりする話。 日常のさりげない感じできっと本当にこんなことが起きてるんだろうな、と想像させられる。 大きな幸せじゃなくていい、小さな幸せが日々の中で見つけられたら、それは自分に近しい人から...

企業の広告冊子の文章たち? 本当に短いからさらっと読み流しちゃいそうだけど、どれも心がほっこりする話。 日常のさりげない感じできっと本当にこんなことが起きてるんだろうな、と想像させられる。 大きな幸せじゃなくていい、小さな幸せが日々の中で見つけられたら、それは自分に近しい人からのギフトですよね。

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2015/08/06

原田マハの短編集。丸井のクリスマスやブライダルのサイトや、ゼクシィに掲載されていたものを中心にしているため、20〜30代女性の恋愛ストーリーがほとんど。いつもの原田マハ作品ともまた違った魅力があった。なかでも、コスモス畑をテーマにした話は、すごく心が温かくなった。 【201412...

原田マハの短編集。丸井のクリスマスやブライダルのサイトや、ゼクシィに掲載されていたものを中心にしているため、20〜30代女性の恋愛ストーリーがほとんど。いつもの原田マハ作品ともまた違った魅力があった。なかでも、コスモス畑をテーマにした話は、すごく心が温かくなった。 【20141207】

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2014/06/13

本文のレイアウトがひどい。文字間のスペースが空きすぎで読み辛いことこのうえない。 それに最初の話の冒頭部分、短めの文章がリズミカルに連なっているのに、それを無視したほんの数文字ずつの改行が入ってしまっているせいで、文章のテンポが崩されてしまっている。そんなことも感じられない、文章...

本文のレイアウトがひどい。文字間のスペースが空きすぎで読み辛いことこのうえない。 それに最初の話の冒頭部分、短めの文章がリズミカルに連なっているのに、それを無視したほんの数文字ずつの改行が入ってしまっているせいで、文章のテンポが崩されてしまっている。そんなことも感じられない、文章的センスのない人間が本文をレイアウトしたのだろうかと首を傾げたくなる。しかも、それが本を読み始めてすぐの第1話の冒頭部分なのだから、これだけでこの本を読む気が失せた。 他に読む本もなかったので仕方なく読み進めたが、とにかく読み辛いレイアウトなので文章を追うのに精一杯でストーリーを味わうには至らなかった。

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2014/03/03

缶に入った色とりどりのドロップスのように、甘かったりスッーとしてツーンとくる短編が鈴なりにシャンシャンシャン。胸一杯にギフトを抱え扉を抜けると、眩しい太陽をめいいっぱい全身で受け止められる心の回復力を得た。弱っている時に一編また一編、胸に溶かすと優しく染み渡ります。

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2013/12/08

短編というより、フィクションだけどコラムを集めた感じ。幸せいっぱいな話ばかりで、どん詰まりな私にはせつない。だからといって、不幸いっぱいの話なんてわざわざ読みたくない。 2013/11/13読了

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2013/09/15

「贈り物」をテーマとした短篇集。 お台場のコスモス畑がよく出てきます。ふとした瞬間に贈り物によって人の心も変わっていく。爽やかさがとても良いウインク

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