ルシアナ・Bの緩慢なる死 の商品レビュー
作家と口述タイピスト。まあ設定はどうでもいいのよ。おじんと若いおなごの間でセクハラ事件起こり、女子訴え裁判、オサン家庭崩壊。仕返しにオサンは女子の家族恋人を皆殺しにします。またまたあ、女子の妄想であって、そんなエネルギー、他人に対して使う?冷静な大人、生活を狂わされた寂しいオジサ...
作家と口述タイピスト。まあ設定はどうでもいいのよ。おじんと若いおなごの間でセクハラ事件起こり、女子訴え裁判、オサン家庭崩壊。仕返しにオサンは女子の家族恋人を皆殺しにします。またまたあ、女子の妄想であって、そんなエネルギー、他人に対して使う?冷静な大人、生活を狂わされた寂しいオジサン。。。という雰囲気をよそおってえー。じじいはあー。何か肩にお友達がいてねー。なんだろ、アルゼンチンの作家。でも全然南米っぽくないな。
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2016年5月29日読了。かつて共に仕事をした有能な口述筆記者のルシアナ、見る影もなくやつれた彼女は元々口述筆記を担当していた大作家との因縁を説明しだすが・・・。「驚愕のメタミステリー」などと帯で煽ってあったのでどんな話かと思ったが・・・。事件について当事者はいかようにも語り得る...
2016年5月29日読了。かつて共に仕事をした有能な口述筆記者のルシアナ、見る影もなくやつれた彼女は元々口述筆記を担当していた大作家との因縁を説明しだすが・・・。「驚愕のメタミステリー」などと帯で煽ってあったのでどんな話かと思ったが・・・。事件について当事者はいかようにも語り得ること・どのような「真実」でもありえること、ミステリなんだが結末ははっきりせず、読んでいるこちらが幻惑されるような世界観はなかなか面白いと思ったが、訳の問題だろうが作家の「私」とクロステルの口調は区別してほしかった。
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ルシアナのまわりで相次ぐ死。当代一流の作家を犯人として糾弾するルシアナだが、誰も彼女を信じない。 ネタばれを防ぐためには、これ以上ひとことも書くわけにはいかない。逆に言うと、キモの部分以外に書くべきことが思い当たらない。巧いんだけどね。
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