儒教と負け犬 の商品レビュー
儒教の国 日本・韓国・中国の30歳以上 独身 子なしの女性たちを比較して、その負け犬ぶり(?)を紹介していますそれぞれの国での負け犬ぶりがずいぶん違い、日本の女子たちのやや弱気な部分がよく表現されています比較文化的な見方でみてとてもおもしろい本でした。
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ソウル、上海で「負け犬」「勝ち犬」それぞれに座談会インタビューを行い、東京の「負け犬」と比べてみるという趣向。<妙齢独身女子>のことを、ソウルでは老処女、上海では余女と呼ぶそうだが、<ゆるすぎる負け犬、迷いすぎる老処女、そして強すぎる余女>それぞれ結婚しない・できない理由は違う。...
ソウル、上海で「負け犬」「勝ち犬」それぞれに座談会インタビューを行い、東京の「負け犬」と比べてみるという趣向。<妙齢独身女子>のことを、ソウルでは老処女、上海では余女と呼ぶそうだが、<ゆるすぎる負け犬、迷いすぎる老処女、そして強すぎる余女>それぞれ結婚しない・できない理由は違う。けれど、比べてみると東京の負け犬は<もうすこし要求と拒否をした方がいいような気が>してきたという著者の気持ちは、わかる気がする。あいかわらず楽しく読みやすいけれど、「儒教文化に原因が?」的な分析は、ちょっと投げっぱなし気味か。エッセイにしては、調査的なものもきちんとはいっていて、しっかりした読み物。
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『負け犬の遠吠え』と同じく、淡々として読みやすい文章 上海、ソウルの負け犬、それぞれ『余女』『老処女』と東京の『負け犬』について追っかける 女大学の話につながるとは
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東京・ソウル・上海、負け犬三都物語! 東京の負け犬は、上海では「余女」、ソウルでは「老処女」と呼ばれていた! 儒教の影響が残る三国の負け犬たちの比較で、結婚できない事情がいっそう明らかに。 内容(「BOOK」データベースより) 負け犬(日本)、老処女(韓国)、余女(中国)。...
東京・ソウル・上海、負け犬三都物語! 東京の負け犬は、上海では「余女」、ソウルでは「老処女」と呼ばれていた! 儒教の影響が残る三国の負け犬たちの比較で、結婚できない事情がいっそう明らかに。 内容(「BOOK」データベースより) 負け犬(日本)、老処女(韓国)、余女(中国)。何故、この三国で晩婚化が進むのか?負け犬の敗因が浮き彫りに…。
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イザと言うときにリードしてくれる男。 絶対的に女にリードしてほしい草食系。 絶対的におれの思うとおりするオラオラ系(お悪魔アゲハ) バランスがとれたやつがいない現状。 韓国の老処女、上海の余女、東京の負け犬。 「男にひっぱっていってもらいたい」「守ってもらいたい」という気持...
イザと言うときにリードしてくれる男。 絶対的に女にリードしてほしい草食系。 絶対的におれの思うとおりするオラオラ系(お悪魔アゲハ) バランスがとれたやつがいない現状。 韓国の老処女、上海の余女、東京の負け犬。 「男にひっぱっていってもらいたい」「守ってもらいたい」という気持ちと、「でも従属はしたくない」「自立心は持っていたい」という気持ちが相矛盾したかたちで同居している、この不条理さよ。 上海女の強さ。纏足は女をおそれた男が女を拘束するために慣習化された。上海男は軟弱なの。それって相対的なものなんじゃないの。 儒教→女大学。諭吉はその反論。 韓国、カリスマ性。上海、合理的なしたたかさ。 「甘える、スネル、飛び降りる」。むやみに笑わない。舐められないようにする。珍惜。
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読み始める迄に十日以上要したものの、読み始めてしまえば@云う間に読めてしまう、其が酒井ワールドなのだ。6年前な03年に彼女が世に出した「負け犬の遠吠え」(手元にあるが)が、流行語に為ったにも関わらず現実には其の自虐表現である「負け犬」は、現状を見たからないというのは今も昔も何ら変...
読み始める迄に十日以上要したものの、読み始めてしまえば@云う間に読めてしまう、其が酒井ワールドなのだ。6年前な03年に彼女が世に出した「負け犬の遠吠え」(手元にあるが)が、流行語に為ったにも関わらず現実には其の自虐表現である「負け犬」は、現状を見たからないというのは今も昔も何ら変わりは無いらしい。「いつか王子様」「玉の輿」が、という夢は棄てきれないのが事実の様だ(♀「負け犬」ばかりクローズアップされるが♂「負け犬」だって少なからずいるのだけど)(別に此処「たなぞう界」の女性陣を敵に回そう等とは思ってもいないので誤解無き様に)此の巻では、「負け犬」になる、なってしまう、のには儒教思想が取り憑いているのが原因ではないか、というのがテーマとなっていて彼女は、ソウル、上海に乗り込み隣国の「負け犬」事情を突撃取材するというモノ。各々「負け犬」を韓国では「老処女(韓国では未婚女性を「処女」と呼ぶので、読んで字の如くでは無いらしい)」中国では「老大難余女(此は読んで字の如く、わー、コワ)」と表すそうな。現代の女性は男性に対して「よりかかりたいけど、従いたくない」という意識をもつ様になり、結果的に「全ての責任は男性にとってもらいたいけど自分がやりたいことはあくまでもやり通したいし、文句もつけてほしくない」という身勝手な論理で、更に「草食系男子」を好む割には、「せめてプロポーズくらいは男性からしてほしい」という、理不尽を公言して、憚らない。日本男性は「料理が上手で家事を滞りなくこなす」女性がいつまでも好みなんだよね〜。ウチの彼女なんて、両方共苦手だから、僕は日頃から公言している、「貴女が外で充分稼いで来てくれたら、僕は立派に家を守りますよ」と。現実、外で稼いで料理家事全般を担当しているのは僕自身ですから。******************************あれっ、まだ誰も感想upしてないの?結構、此処には酒井ファンが多いかと思ってたのに。いや、アンチテーゼなのかな?唯唯「負け犬」呼ばわりされるのは嫌だからか、面白いと思うのは、僕が♂目線だからかな?まぁ、イイか。
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