絵本 極楽 の商品レビュー
絵本 地獄のアンサーソング的なものを期待したのに全くの期待外れ。 絵も原画をデジタル化するときの解像度が低くてガタガタで見れたものじゃない。 仏教な方でなければお勧めはできません。
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『絵本 地獄』と対を成す『絵本 極楽』です。罰当たりな事この上もないですが、読み物であったり、『教育』という意味では地獄のほうがよいかと考えております。やっぱりあの『パンチの効いた』絵がないと…。 『絵本 地獄』と対を成す『絵本 極楽』です。ここでは仏教的な世界観で言うところ...
『絵本 地獄』と対を成す『絵本 極楽』です。罰当たりな事この上もないですが、読み物であったり、『教育』という意味では地獄のほうがよいかと考えております。やっぱりあの『パンチの効いた』絵がないと…。 『絵本 地獄』と対を成す『絵本 極楽』です。ここでは仏教的な世界観で言うところの極楽浄土が描かれます。読み物としては『地獄』のような「パンチのある」絵や鬼たちに責め抜かれて阿鼻叫喚の声を上げる人間の描写は一切出てこず、(当たり前といえば当たり前か)ただひたすら穏やかな絵と美しい歌を歌う鳥や空を舞う楽器。はたまた踊りを踊ったりする御仏の絵が描き出されております。 罰当たりこの上もないことをいいますが、読み物として圧倒的に面白いのは『絵本 地獄』のほうでしょう。トラウマとなるリスクはありますが、情操教育のテキストとしても『絵本 地獄』のほうが上でしょう。ただ、地獄と極楽は一対の存在だと解釈しており、極楽の王であらせられるアミターユス・アミターバ王のおっしゃられるところの 「わたしが君をまもっているから、なにがあってもだいじょうぶだ。どんなふうでもいいから、どこまでも生きていくんだよ」 や 「極楽は、きみの心のなかにあらわれる。きみの心が極楽の景色になるんだ。」 というお言葉は今の自分にズシーンと響くものがありました。やはり、どこにいても心の持ちようであると。死後の世界がもし存在するとして、できることなら地獄で鬼たちの責め苦に遭うこともなく、極楽浄土へ行きたいなと思ってしまうのは、本当に浅ましいことだとは思いながらもそう願わずにはいられない。神々しい絵図の世界を目にしながら、俗物の自分はそんなことを思うのでした。
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ママはテンパリストの4巻でごっちゃんを震え上がらせた「絵本 地獄」の姉妹本です。 実は私、鬼より仏様の方が怖いです。 鬼って言うのは、なんというかまぁ、判りやすいじゃないですか。 そういう人を見ますしね。 けど、仏様は何考えてるのか分からない怖さがあります。 五色...
ママはテンパリストの4巻でごっちゃんを震え上がらせた「絵本 地獄」の姉妹本です。 実は私、鬼より仏様の方が怖いです。 鬼って言うのは、なんというかまぁ、判りやすいじゃないですか。 そういう人を見ますしね。 けど、仏様は何考えてるのか分からない怖さがあります。 五色の雲や、ゾウに乗って空を飛んでいる仏様たち、いったい何がしたいのか。 で、この本にも出てくるんだけど、極楽の王様であるアミターユス・アミターバ様って、超巨大で燃える太陽のような声出すんですよね。怖い。会いたくない。 もし、死んだときに、どちらかへ行かないとならないなら地獄でいいです。 ただ、その時はあまり痛くないヤツでお願いします。
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図版の構成・編集がすばらしい。極楽に連れて行ってもらった気分だ。よく極楽は地獄にくらべて退屈そう、などと言われる。実際、寺などにある地獄絵図はけっこう熱心にながめるが、極楽絵図はあまり丹念にながめたことがない。その点、この絵本では、極楽絵図をじっくりながめ、その世界に遊ばせてくれ...
図版の構成・編集がすばらしい。極楽に連れて行ってもらった気分だ。よく極楽は地獄にくらべて退屈そう、などと言われる。実際、寺などにある地獄絵図はけっこう熱心にながめるが、極楽絵図はあまり丹念にながめたことがない。その点、この絵本では、極楽絵図をじっくりながめ、その世界に遊ばせてくれるような編集になっている。姉妹本のようになっている『絵本地獄』より良かった。(両書は、雰囲気も制作者の感性もずいぶん違っているように思う)。
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【絵本 地獄】と一緒に購入。「わたしが君をまもっているから、なにがあってもだいじょうぶだ。どんなふうでもいいから、どこまでも生きていくんだよ」「たのしいときも、つらいときも、わたしはあなたといっしょです。わたしたちは、いつも、あなたをおうえんしています」この言葉で涙が溢れてきまし...
【絵本 地獄】と一緒に購入。「わたしが君をまもっているから、なにがあってもだいじょうぶだ。どんなふうでもいいから、どこまでも生きていくんだよ」「たのしいときも、つらいときも、わたしはあなたといっしょです。わたしたちは、いつも、あなたをおうえんしています」この言葉で涙が溢れてきました。人間は誰もが見えない何かに守られていることを気づかせてもらった本だ!
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