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PMプロジェクト・マネジメント の商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2021/09/27

PMBOK等の勉強を始める前に一読しておくと、プロジェクトマネジメントの概要を把握できるのではないかと感じた。各項目もわかりやすい。ただ、EVM(アーンドバリューマネジメント)の項目については、本書の記述だけで概要を理解するのはかなり厳しいのではないかと感じた。 ページ数も200...

PMBOK等の勉強を始める前に一読しておくと、プロジェクトマネジメントの概要を把握できるのではないかと感じた。各項目もわかりやすい。ただ、EVM(アーンドバリューマネジメント)の項目については、本書の記述だけで概要を理解するのはかなり厳しいのではないかと感じた。 ページ数も200ページ程度、文字も大きく例示も簡易であり初学者にはとても助かる内容。常に傍らにおいて参照という類の本ではないので、図書館で借りて一読するというのが最適か?

Posted byブクログ

2013/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

入門編だが、しっかりと体系立てられていてわかりやすい。 ▼プロジェクトとは? 通常行とは異なる独自の目標を達成するために、期間を限定して行う業務。それは、①時間、②資源(人、モノ、金)、③スコープ・品質の3つの要素を管理し、バランスを取りながら行う。 ▼プロジェクト・マネジメントとは? 一連の技法、プロセス、システムを駆使して、プロジェクトを効果的に計画、実行、コントロールすることである。 ▼PMの標準10のステップ ■立ち上げ ①プロジェクト目標を明確にする 成果物⇒プロジェクト目標(文書) ・目標を明確にするに 1.真のニーズを把握する 2.最終成果物を決める 3.3つの要素の優先順位を決める ※目標は明確に「SMART」 Specific =具体的であること Measured=測定可能であること Achievable=達成可能であること Realistic=現実的であること Timed=達成時期が規定されていること ■計画 ②作業を分解し、ワーク・パッケージを洗い出す  成果物⇒WBS、作業記述書 ③役割を分担し所要期間を見積もる  成果物⇒役割分担表、見積作業量、見積所要期間 ・タスクごとの責任者、支援者を決める ・可変時間作業 ┗投入する資源の量によって所要期間が変わる作業 ・固定時間作業 ┗資源を投入しても変わらない作業 ・所要期間見積もりのステップ 1.過去の実績を参照にする 2.変数を重みづけして織り込む 3.作業の特性を見極める ④ネットワーク図を作りクリティカル・パスを見つける  成果物⇒ネットワーク図、クリティカル・パス分析 ・クリティカル・パス プロジェクトの全工程を最短時間で完了するために重要な作業経路。 ⑤スケジュールを作る  成果物⇒ガント・チャート ・マイルストーンを決める ⑥負担をならす  成果物⇒要員負荷ヒストグラム ⑦予算を作る  成果物⇒予算表、予算グラフ ・アーンド・バリュー・マネジメント ┗予算および予定の観点からプロジェクトがどのように遂行されつつあるかを定量的に評価するプロジェクト管理の技法。 ⑧リスクに備える  成果物⇒予防対策、発生時対策、トリガー・ポイント ■実行と監視・コントロール ⑨進捗をコントロールする  成果物⇒現状報告書、アクション・プラン、現状報告会 ■終結 ⑩事後を振り返る  成果物⇒プロジェクトの教訓

Posted byブクログ

2013/06/16

プロジェクトマネジメントの基本の基本といった感じ。200ページくらいのさっと読むにはちょうどいい分量で、簡単に勘所を掴むくらいには悪くない。

Posted byブクログ

2010/06/01

必要になると思っていなかったので、ずっと放置していたのですが、ある時突然、Projectに巻き込まれ、まさかのなんちゃってPMに。 コンピュータシステムのプロマネもどきはなんどもやってきましたが、普通の業務上のProjectマネジメントなんてやったことが無く、WBSもどっから手...

必要になると思っていなかったので、ずっと放置していたのですが、ある時突然、Projectに巻き込まれ、まさかのなんちゃってPMに。 コンピュータシステムのプロマネもどきはなんどもやってきましたが、普通の業務上のProjectマネジメントなんてやったことが無く、WBSもどっから手をつけて良いかわからず、右往左往していました。 そんなとき、当時の上司から勧められたのがこの本の第三版。 話としてはすごくスッキリした内容でGoodだと思います。 この本は本当に初心者のためのPM本です。 SE向けではなく、どのようなプロジェクトにも通用するように作ってあります。 スコープの明確化、WBSの設定、ガントチャートの使い方、、、 どうしてプロジェクトなのかなどなど初めての方にはうってつけだと思います。 結局、難しく考える必要はなくプロマネの役目は遠足の実行委員と一緒だと一言で表現されて当時は全くピンと着ていませんでしたが、今は十分に「あぁ、なるほど」と思っています。 ですので、当時はむかむか着ていましたが、今では感謝しております。 ありがとうございました。 若さって罪ですよね。特に精神的な若さ。何でもやれるけど、相手に対する敬意も配慮もない。 この本には、その内容以上に勉強させてもらった、そういうポジションのものです。

Posted byブクログ