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社会学入門 の商品レビュー

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21件のお客様レビュー

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2012/03/02

何が真実か判らない、判らないからとにかく、藁をも掴もうとする。ポピュリズムなどの現象には、そういう人々の感情が渦巻いていると感じる。

Posted byブクログ

2011/12/16

社会学の教科書として書かれた本である。社会学が、学問として、一般理論を求めているが、見出せていないこと。そして、それが、究極的に、われわれの予想外にあること。学問の永遠のテーマだろうな。

Posted byブクログ

2011/11/27

社会学のシャの字も知らないような自分だったが、本書はかなり分かりやすく、社会学の成り立ちから基礎的な研究方法、目指すところと今後に至るまで大よそ理解することができた。関連文書の紹介も充実しているため、分かりやすそうな本から今後も手をつけていきたいと考えている。

Posted byブクログ

2011/08/19

先日読んだ「Do!ソシオロジー」は総花的で問題意識に欠ける、社会”学”としての観点に乏しいのが不満だった。 本書ではそういうところがきっちりと書かれている。 そもそも社会”学”とは何なのか、そこにはどのような理論があるのかをはじめに丁寧に解説していく。 そして、時代を戻して社会...

先日読んだ「Do!ソシオロジー」は総花的で問題意識に欠ける、社会”学”としての観点に乏しいのが不満だった。 本書ではそういうところがきっちりと書かれている。 そもそも社会”学”とは何なのか、そこにはどのような理論があるのかをはじめに丁寧に解説していく。 そして、時代を戻して社会学の成立・発展史から現代の社会学における問題までを敷衍する。 「Do!ソシオロジー」が現時点における論点設定というところに重きを置いていたのに対して、本書は社会学それ自体のアイデンティティは何か?社会学の存在意義は何か?といったよりメタな視点での問題意識が強い。 社会学の標準(そんなものがあるとして)と著者の視点がどの程度重なっているのかはわからないが、少なくともこちらのほうが、、社会学という「学問」に対して知的好奇心が沸くと思うし、社会学を学ぶ意義を考えさせてくれると思う。

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2011/08/02

「社会学ってなんだろう」という素朴な疑問から手に取ってみた本。 とりあえずウェーバーとかデュルケームのことだろって思ってた社会学のイメージを変えてしっかりと入門させてくれた本。 「社会学とは社会的に共有される意味・形式そしてその変容可能性についての学問」ということだそうです。 入...

「社会学ってなんだろう」という素朴な疑問から手に取ってみた本。 とりあえずウェーバーとかデュルケームのことだろって思ってた社会学のイメージを変えてしっかりと入門させてくれた本。 「社会学とは社会的に共有される意味・形式そしてその変容可能性についての学問」ということだそうです。 入門書なのですごく読みやすいし、手早く読めます。 そして最後に多様な読書案内がついてるので、さっそく読んでみようかと。 「社会学ってなんだ?」と悩む人たちにまずは概論の一歩前としておすすめ。

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2011/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 格差や家族問題から国際紛争まで何でも扱う社会学。 では、その根本に流れる問題意識とはどのようなものか? 「無意識」の発見に象徴される、近代の理性的人間観の崩壊を踏まえ、人々が無自覚にもつ価値観と、社会形成とを関連づけて捉える視点だ。 以上の見立ての下、デュルケムやウェーバーらを考察するとともに、他の諸学問との比較を通して、社会学の輪郭を描き出す。 パーソンズ以降、社会学の中心理論の不在が続く現状を捉え直し、ダイナミックに変容する現代社会を分析する上での、社会学の新たな可能性をも探る。 [ 目次 ] 1 社会学の理論はどのようなものか(理論はなぜ必要か―共通理論なき社会学;「モデル」とは何か―合理的主体モデルの考察;方法論的全体主義というアプローチ ほか) 2 社会学はいかに成立したのか―近代の自己意識の再検討(社会学前史(1)―近代社会科学の誕生 社会学前史(2)―進化論と比較文明史のインパクト モダニズムの精神―前衛芸術は何を変えたか ほか) 3 “多元化する時代”と社会学(危機についての学問;二〇世紀後半以降の理論社会学―パーソンズ・フーコー・構築主義;社会学の可能性―格差・差別・ナショナリズム) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/08/02

→に他の著書と絡めて書きました。http://esk.blog9.fc2.com/blog-entry-700.html

Posted byブクログ

2010/05/13

レビューはコチラ。 http://ameblo.jp/w92-3/entry-10533121235.html

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2009/10/07

社会学を主専攻としない著者が書いた社会学の入門書。社会学が専門だと入り込みがちな思い入れが無いため、メタな立場から社会学という学問を見られていいです。一回なんとなく社会学を通史的に学んだことのある人向きの本です。

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2021/01/05

学部1回生が読んでも社会学ってどういう学問かあんまりよくわからんのではないか。学生には大学で習う「社会学」ってのが二種類ぐらいあるように見えているはずで(統計とか使うやつと使わないやつ)、そらこへんの事情がわかるような書き方してくれればよかったのではないかと思う。 でもこう...

学部1回生が読んでも社会学ってどういう学問かあんまりよくわからんのではないか。学生には大学で習う「社会学」ってのが二種類ぐらいあるように見えているはずで(統計とか使うやつと使わないやつ)、そらこへんの事情がわかるような書き方してくれればよかったのではないかと思う。 でもこういうものを書けるってのはすごいな。

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