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幸福王国ブータンの智恵 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2022/02/02

若いイケメン国王がいい国政をしている印象。 不便だけど幸せ、昔はみんなどこの国もそうだったのではないかな。

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2018/04/05

初雪は、休日です えっ?と虚を突かれるけれども しみじみ考えるとじわっと心が満たされていく 感じがする 「人間が眠るときには完璧な暗闇が必要です。  あるいは耕されていない土地、澄んだ空気も、  精神的に発達するためには必要です。  人々がはっきりした考え方を持つには  静寂...

初雪は、休日です えっ?と虚を突かれるけれども しみじみ考えるとじわっと心が満たされていく 感じがする 「人間が眠るときには完璧な暗闇が必要です。  あるいは耕されていない土地、澄んだ空気も、  精神的に発達するためには必要です。  人々がはっきりした考え方を持つには  静寂も必要です。」 国作りをすすめるためのブータン研究センター所長の カルマ・ウラさんの言葉 山野の樹木や草花たちが すくすくと育つ(育ちすぎる)この日本 山の湧水が飲むことのできる日本 四季の移ろいがある日本 早く早くと道路網がいたるところに 整備されてしまっている日本 新幹線の次はリニアモーターカーの日本 新しい携帯電話、新発売のゲームには 行列ができてしまう日本 わたしたちの国(日本)は どこにいこうとしているのだろう…

Posted byブクログ

2014/01/21

じゅうぶんを知る、という言葉がとても印象に残りました。 ブータンの人々の幸せは、豊かな生活にあるのではなくて、豊かな心がそうさせてるのかもしれません。 どんなに生活が豊かに便利になっても、もっともっと!という気持ちがある限りいつまでたっても満足は出来なさそうです。 小池龍之介さ...

じゅうぶんを知る、という言葉がとても印象に残りました。 ブータンの人々の幸せは、豊かな生活にあるのではなくて、豊かな心がそうさせてるのかもしれません。 どんなに生活が豊かに便利になっても、もっともっと!という気持ちがある限りいつまでたっても満足は出来なさそうです。 小池龍之介さんの本で仏教についても少し知識があったので、ブータン人に考え方が仏教から来ているのがよく分かって面白かったです。

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2012/08/20

ブータンってこんな国なんだあ・・・と色々と感心。 様々な問題は抱えつつも開発を急がない。 先の先まで考えて、でも臨機応変で・・・。 視野の広さと思慮深さ、仏教徒らしい慈悲深さ。 ただただ尊敬。 チベット仏教を国の宗教とするブータンだけに、ダライ・ラマを思い出させた。

Posted byブクログ

2012/03/23

国民総幸福度(GNH)を国の指標にし、国王自らが民主化を説いて回ったというブータンの「幸せの智恵」。まさにそれは「智恵」と呼ぶにふさわしく、チベット仏教の教えに従って、身の丈にあった暮らしを、思いやりを持ちながら暮らす、というものだった。 近代化はあくまでも幸せになるための手段で...

国民総幸福度(GNH)を国の指標にし、国王自らが民主化を説いて回ったというブータンの「幸せの智恵」。まさにそれは「智恵」と呼ぶにふさわしく、チベット仏教の教えに従って、身の丈にあった暮らしを、思いやりを持ちながら暮らす、というものだった。 近代化はあくまでも幸せになるための手段であり、伝統文化とのバランスをとりながら行く道を決定しているブータンのあり方は、日本をはじめ先進国と言われている国々も見習うべき点が多いと感じた。

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2012/02/27

初雪が降ると休日になるなんて、スゴすぎる!幸せに生きるヒントは国のあり方も人と同じように、周りのみんなと一緒はやめて、ちょっと不思議ちゃんだけど、あまり多くを求めずに、あるものを上手に使って楽しそうに毎日過ごしてる!ってところにありそうです。裏事情も含めてこの国のことをもっとよく...

初雪が降ると休日になるなんて、スゴすぎる!幸せに生きるヒントは国のあり方も人と同じように、周りのみんなと一緒はやめて、ちょっと不思議ちゃんだけど、あまり多くを求めずに、あるものを上手に使って楽しそうに毎日過ごしてる!ってところにありそうです。裏事情も含めてこの国のことをもっとよく知りたくなってきました。

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2012/05/16

やはりブータンの国策は、個人の幸福の、ひとつの形であると言える。 日本人も戦後の急激な欧米崇拝により失ってしまった伝統文化。多くの発展途上国で同じ道を辿ろうとしている文化の均一化による自尊心の欠乏。ブータンでは、長い間積み上げられてきた自国の文化に誇りを持ち、まさに「足るを知る」...

やはりブータンの国策は、個人の幸福の、ひとつの形であると言える。 日本人も戦後の急激な欧米崇拝により失ってしまった伝統文化。多くの発展途上国で同じ道を辿ろうとしている文化の均一化による自尊心の欠乏。ブータンでは、長い間積み上げられてきた自国の文化に誇りを持ち、まさに「足るを知る」を実感しながら人々が生活しているように思えた。 これが私の思う幸せの最高善とは言えないが、幸せの形の一種であることは確かであると思う。 最高善とは言えない所以には、「他己実現による幸せの形」がブータンではどれほど感じられるのかについての疑問である。 仏教によって守られた人々の思想。この書の中で述べられているように、本当にブータンに売らす人々が、自然の中に生き、大地に生かされていることを実感、感謝しているのであれば、それほど素晴らしいことはないと思う。ブータンとは非常に興味深い国である。

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2011/08/13

この本を鵜呑みにできるか、自分にとって試練な本。ある意味でのユートビアが書かれている。「日本の進むべき道はこれだ」とも思う。近代化を急ぎすぎず、欲望に歯止めをかけ、穏やかな幸せを国民全体で追求する社会。 ただ、その社会には今ほどの刺激がないのではないか。その社会において、燃えるよ...

この本を鵜呑みにできるか、自分にとって試練な本。ある意味でのユートビアが書かれている。「日本の進むべき道はこれだ」とも思う。近代化を急ぎすぎず、欲望に歯止めをかけ、穏やかな幸せを国民全体で追求する社会。 ただ、その社会には今ほどの刺激がないのではないか。その社会において、燃えるような充実感を味わうことは出来るのか。「そこにはたくさんの人間がいて、みんな幸せに暮らしました」というのは、本当に充実した生を送っていると言えるのか。それって、幸せか? 「近代化を急ぎすぎた」国に培われた価値観しか持たない今の自分には、まだ答えがわからない。ブータンに住むことに無条件のあこがれを持たなかった、というこの個人的な体験は、自分にとって大事なことに思えるので、決して忘れないようにしたい。

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2011/06/23

どうせいつもの中途半端なブータン紹介&幸福論だろと若干引き気味で手に取りつつも、ティンレイ首相、ダショー・カルマ・ウラ、教育省サンゲイ・ザムさん、作家クンザン・チョデンさん(!)へのインタビューは意外と面白かった。 首相が「政府の最重要事項は子どもたちの教育」と断言している40...

どうせいつもの中途半端なブータン紹介&幸福論だろと若干引き気味で手に取りつつも、ティンレイ首相、ダショー・カルマ・ウラ、教育省サンゲイ・ザムさん、作家クンザン・チョデンさん(!)へのインタビューは意外と面白かった。 首相が「政府の最重要事項は子どもたちの教育」と断言している40~41頁は読んでいて興奮したし、クンザン・チョデンさんの話は何だか非常に共感できた次第。

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2011/06/08

ブータンの『国民総幸福量』という考え方は知りませんでした。 私には合っている気がします。 亡命したいです。

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