「ひとり老後」の楽しみ方 の商品レビュー
「ひとり老後」と聞けば、みじめ、とか、わびしいとか、うらさびしいとか、とかく暗いイメージを描く人が多いでしょう。でも、せっかくのひとり暮らし、ちょっと視点を変えてみると、誰に気兼ねもなく、文句をいわれることもなく、好きな生き方・暮らし方を楽しめる。「ひとり老後」を前向きにとらえて...
「ひとり老後」と聞けば、みじめ、とか、わびしいとか、うらさびしいとか、とかく暗いイメージを描く人が多いでしょう。でも、せっかくのひとり暮らし、ちょっと視点を変えてみると、誰に気兼ねもなく、文句をいわれることもなく、好きな生き方・暮らし方を楽しめる。「ひとり老後」を前向きにとらえて、自分流のひとり暮らしを成功させる秘訣が満載されています。決して恐れるものでもないし、そう悪いものでもない…と。 2008年版の高齢社会白書には「65歳以上の男性では約10人に1人、女性は約5人に1人がひとり暮らしである」とあります。「ひとり老後」は決して他人事ではないですねえ。 かく言う私も60歳定年退職を機に7年前から「ひとり老後」の楽しみを、満喫しているんですよ。この本を読みながら、そう、そう、我が意を得たり、と、「人もうらやむ暮らし方」の数々に合点を繰り返しました。 そして、そうか、そうすりゃあいいのか、とひとり肯く「元気に安心して暮らす」ためのヒント。明るい先が見えます。後押ししてくれます。今まで、子どもたちのタメ、会社のタメ、何々のタメと自分を押さえてきたのです。ひとりになったら、ひたすら自分のタメの暮らしを楽しんでもいいんじゃないでしょうか。 蛇足ながら、7年間の体験から、「ひとり老後」には、是非、タメ口を聞ける友人を。(H)
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