棄民たちの戦場 の商品レビュー
アメリカ移民日系二世で構成された442連隊、 その442連隊の戦記が読めると思い、 手にとって読んでみたが、 最低だった。 442連隊が最低なのではない、 作者の文章の拙劣さや、作者編集者の不勉強が目立ち、それが最低だった。 442連隊を扱った本だったので、読み切ったが、そう...
アメリカ移民日系二世で構成された442連隊、 その442連隊の戦記が読めると思い、 手にとって読んでみたが、 最低だった。 442連隊が最低なのではない、 作者の文章の拙劣さや、作者編集者の不勉強が目立ち、それが最低だった。 442連隊を扱った本だったので、読み切ったが、そうでなかったら、途中でやめていた。 とにかくまず、文章がへたくそ。 また、主語がわからなかったり、「驟雨」を「襲雨」としていたり。 つぎに、勉強が足りない。 アメリカ陸軍第36歩兵師団は、二次大戦ヨーロッパで、 第7軍団に属している。第7軍ではない。 作者編集者ともに、軍団と軍の違いがわかっていない。 やたら「軍」という単語を使うが、多くの場合「軍」ではなく、「部隊」と表現すべき。おそらく作者に「部隊」という語彙がないのであろう。 司令部は師団にはあるが、連隊以下にはない。連隊本部、大隊本部などという。 連隊司令部などと、間違った表記があった。 付属していた地図も最低だった。 おそらく作者自身が、各部隊の動きがわかっていないのではないか。わかっていたらもう少しましな部隊の動きがわかる地図になっているはず。 ということで、442部隊の勉強には物足りず、 442部隊に関連するもっといい本を読みたい。
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NHK大河ドラマ「二つの祖国」でマンザナール収容所や日系二世部隊の存在は知っていたが、収容された日系二世がアメリカ国籍であることや、同じ敵国人のドイツ系、イタリア系アメリカ人が収容されなかったことをはじめて知った。棄民という言葉には移民として日本から(アメリカ移民に対してはあまり...
NHK大河ドラマ「二つの祖国」でマンザナール収容所や日系二世部隊の存在は知っていたが、収容された日系二世がアメリカ国籍であることや、同じ敵国人のドイツ系、イタリア系アメリカ人が収容されなかったことをはじめて知った。棄民という言葉には移民として日本から(アメリカ移民に対してはあまりこういった意識は感じたことは無かったが)、敵国人としてアメリカから捨てられたという意味を含んでの命名である。 ただ実際に422部隊が活躍した欧州戦線に関する知識が皆無なために感情移入が出来なった(字面を追うだけになった)には残念。
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ナショナリストにはなりたくないのですがじゃドイツ系とかイタリア系とかは どうだったのよ?といいたくなる
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