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最後の星戦 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2024/07/12

一作目の主人公ジョンは防衛軍を退役したものの、植民惑星のリーダーに抜擢され、そこで400種以上の異星人からなる連合を敵に回してしまい、果ては人類滅亡を回避するべく奮闘するお話。 ゾーイ(前作で登場した少女で主人公の養女)が対抗兵器を持ち帰る冒険行は次作で語られるらしいので、本書と...

一作目の主人公ジョンは防衛軍を退役したものの、植民惑星のリーダーに抜擢され、そこで400種以上の異星人からなる連合を敵に回してしまい、果ては人類滅亡を回避するべく奮闘するお話。 ゾーイ(前作で登場した少女で主人公の養女)が対抗兵器を持ち帰る冒険行は次作で語られるらしいので、本書とセットで読みたいところ。

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2018/12/25

元ヨメと。もう戦争はいいよ!と引退したのに、どえらい渦中に!これでシリーズ終わったかと思わせられた第3作。

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2018/10/10

最後までどんな決着がつくのか、予想できなかった。このシリーズ、おもしろい。 ただ、入植した惑星の先住の知的生物についての伏線が回収されてなかったような…

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2018/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ2を手にとってパラパラと見たら1とは全然登場人物が違う。毎回違うステージの話なのかと思ったらそうではなく、1と3は同じというので2を飛ばしてこちらを読んだ。結論から言うと2を全然読んでなくても支障はない。2の話が3に出てきているのかどうかはわからないレベル。 ジョンは家族とともに行政官として植民惑星ロアノークへ向かう。ロアノークへ向けて宇宙船はジャンプを終えたが、到着した惑星はロアノークではなかった。仕組まれた間違いには何が隠されているのか。 『月は無慈悲な夜の女王』が、アメリカ人にとって独立戦争を想起するものだというが、こちらのこの話もそういう含みがあるんじゃないかと思った。ただ、植民者が全員で武器を取って立ち上がるのではなく、主人公とその周辺の人たちが、であるが。 最後まで飽きずに読めたが、SFとしては政治的陰謀の謎解きの比重が重すぎるかな。ただ、これで終わりと書いてあるが続きがあるのよね。ははは。とりあえずその前に2を読まねば。 おまけ。ヒッコリー&ディッコリーの名前にはやや特別なニュアンスがあるようなことが文中に書かれていたが、マザーグースの歌に出てくるねずみの名前で、歌には時は金なりの意味があるとか。いまひとつピンときませんでした。

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2017/12/11

面白くなってきた、続きがあるのが楽しみになってきた 表紙   5点前島 重機   内田 昌之訳 展開   6点2007年著作 文章   6点 内容 660点 合計 676点

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2017/09/27

他の惑星を植民地にする人類。宇宙にはたくさんの部族が存在する状況で、あたかも全宇宙を支配するかのように振る舞うコンクラーベ(地球で一般的なコンクラーベとは異なる)。ジョン・ペリー(かつて緑色の肌で戦った老人兵士)とゾーイを含む者たちは、新しいコロニーに入植するが、そこにコンクラー...

他の惑星を植民地にする人類。宇宙にはたくさんの部族が存在する状況で、あたかも全宇宙を支配するかのように振る舞うコンクラーベ(地球で一般的なコンクラーベとは異なる)。ジョン・ペリー(かつて緑色の肌で戦った老人兵士)とゾーイを含む者たちは、新しいコロニーに入植するが、そこにコンクラーベの魔の手が伸びてくる。さて、この危機をどう乗り越えるか。状況が二転三転するのはエンタメ小説の定石なので、素直にストーリーを堪能しよう。コンクラーベの本当の姿やポリシーに翻弄されながら、先を想像するのが楽しい。さて、本作品は「老人と宇宙」シリーズの完結編となるらしい。とはいえ、続編があるので、引き続き読んでいきたい。

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2016/06/19

放題と表紙が陳腐すぎてリアルな本なら購入しないが、前作までが面白くキンドルで勢いで購入し、一日ですぐ読了した。 異星人とのコミュニケーションがそんな簡単に行くはずはねえだろ!という突っ込みはともかく、エンタメとしては面白かった。

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2011/02/20

3 部作の完結編。 ジョン・ペリー再登場。 今回は兵士としてではなく、コロニー行政官として。 ちょっと弄れてはいるが、ユーモアのある愛すべきキャラ。 本作で、シリーズ全体が上手くまとめられ、 本当に楽しめる良作品群であった。 先住知的生命体の事とか、 いくつかもっと掘り下げて欲し...

3 部作の完結編。 ジョン・ペリー再登場。 今回は兵士としてではなく、コロニー行政官として。 ちょっと弄れてはいるが、ユーモアのある愛すべきキャラ。 本作で、シリーズ全体が上手くまとめられ、 本当に楽しめる良作品群であった。 先住知的生命体の事とか、 いくつかもっと掘り下げて欲しい点もあったのがやや残念。 2010年 星雲賞海外長篇部門受賞作品。

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2010/11/20

既読でしたが、先日「ゾーイの物語」を読んでもう一度読みたくなり、本棚をひっくり返してようやく見つけ、再読しました。 異世界での一般の生活描写から、徐々に人類を巻き込んだ大きな話しにシフトし、最後は三部作をきっちりまとめたストーリー。大河ドラマとでもいうべき内容を一冊にまとめている...

既読でしたが、先日「ゾーイの物語」を読んでもう一度読みたくなり、本棚をひっくり返してようやく見つけ、再読しました。 異世界での一般の生活描写から、徐々に人類を巻き込んだ大きな話しにシフトし、最後は三部作をきっちりまとめたストーリー。大河ドラマとでもいうべき内容を一冊にまとめているせいか、語っていない要素が少なからずあり、ご都合的な展開も見え隠れしますが、その分、話し運びに勢いがあり、最後まで波瀾万丈でした。 当時、作者は三巻で完結と言っていたそうですが、四冊目では語られなかった部分が明らかになっています。ちゃんと考えられていたことがわかったわけですが(笑)、語らずに済ませた内容のは濃密で、そこを削ったという、思い切った割り切りというか大胆な構成に驚かされます。 「最後の聖戦」と「ゾーイの物語」は二冊まとめてよむべきではないかと思います。もちろん一冊目の「老人と宇宙」二冊目の「遠すぎた星」は必須ですが。 視点の異なった同じ時間軸の物語のため、単なる上下巻の長大な小説と違った読書体験ができると思います。

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2011/08/06

んーっ!!読み終えてこんなに気持ちの良い本は久しぶり。また「老人と宇宙」から読み返したくなるように、うまーく作りこまれていて、うん、脱帽。人種や文化が違うだけで他者を排除し戦い続けてきた”人間”に対する大きな大きなメッセージを感じます。

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