切手 の商品レビュー
澤田瞳子さんの 『若冲』は尾を引く。 未だ消化しきれていないのか、霞の様にかかった残像が 新しい世界に幕を張ってしまって どうにも次の本に身が入らない。 で、 (切手でも眺めるか。)と、開いた『美の壷』 の中で黄泉返っていた若冲さんと思わぬ再会♪ 「ほぅ~、後世のお方はわし...
澤田瞳子さんの 『若冲』は尾を引く。 未だ消化しきれていないのか、霞の様にかかった残像が 新しい世界に幕を張ってしまって どうにも次の本に身が入らない。 で、 (切手でも眺めるか。)と、開いた『美の壷』 の中で黄泉返っていた若冲さんと思わぬ再会♪ 「ほぅ~、後世のお方はわしの絵をこげな形で つこうてくれてはるんかぁ。うれしいことですのぉ。」 なんて、茶でもすすっているかの様に←(イメージ) そして隣には円さんも。(円山応挙) 「おおっ♪やはり円さんの作品はいつの時代も皆に好まれるんですのぅ。」 などと感心しながら2人で和やかに談笑などしつつ。 ふぅ~ 勝手に落ち着いた。 これで、ようやく次の本に身がはいりそう。 そうだ。 肝心のツボの話。 絵画をそのまま小さくしただけの様な 緻密で丁寧な仕事に恐れ入る。 私が消印を押さねばならない人なら いちいち躊躇して全く仕事にならなさそう。(^^;
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あまり切手をじっくり鑑賞することなどなかったが、説明されている通り、原画を切手サイズにトリミングするセンス、偽造防止のための工夫と絵のデフォルメ、それを再現する印刷技術を想像すると、気の遠くなるような手間暇がかかっているのに気付かされる。紹介されている切手の図版が美しい。
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高い芸術性を持ちながらも、日常の品として使われている切手。 日本の切手は高度な印刷技術によって刷られているそうで、世界的な評価も高いそう。 改めて見るととても贅沢な品に思えてくる。 印象に残ったのは有名美術作品を引用、加工した切手たち。 原画の一番良い部分を切り取り、あのわずか...
高い芸術性を持ちながらも、日常の品として使われている切手。 日本の切手は高度な印刷技術によって刷られているそうで、世界的な評価も高いそう。 改めて見るととても贅沢な品に思えてくる。 印象に残ったのは有名美術作品を引用、加工した切手たち。 原画の一番良い部分を切り取り、あのわずか数センチ四方の中にその美しさをぎゅっと閉じ込めるデザインセンスに感動。
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小さなキャンバスに凝縮された、繊細な図柄、高度な技術。世界でも評価の高い奥深い日本の切手。その「美」を指南。アート鑑賞マニュアル。
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