自殺プロデュース の商品レビュー

山田悠介【著】

2009/12/28

図書館にて。
見た目ではわからない、美しい中にある残酷さ…。途中から落ちがわかっても読んでしまうのは、文章がうまいってことなのかな。余計なことが書かれてない、すっきりした文章は好き。相変わらずマンガっぽい、ありえない展開もよし。

2009/12/22

初めて山田悠介を読んだ。琴音が憧れる先輩、マリノ様と何回名前が書いてあっただろう。自殺者への餞の演奏なんて、考えつかない話しながら、ちょっと引きこまれた。

2009/12/10

自殺者の最期を美しく演出する謎の音楽集団。指揮する真理乃に憧れる琴音の視点で描かれていく。この話はどう進むんだろうと気になりながら読むことができた。結局は多くの人が死ぬのだけれど、その真犯人は意外な人物。コレクションをコンプリートすることへの執念が怖い。

2009/11/21

自殺を決意した男性。
その直前に音楽を奏でる女性達。
思いとどまる？　と思いきや…ご臨終でした。

じゃぁ主役は誰？　と思ったら、演奏者の１人でした。
自殺をする前の思い出、のようなものでしょうか。
視点になっている女性の、自殺者に対する思いに
共感する部分あり、できない部分あり。

しかし、指揮者の『夢』とは何だったのでしょう？
最後のあれは…ちょっとどうなのでしょう。
説明するため、のものなのでしょうか？

2009/12/03

最期の時を飾る美しいメロディー。それは、自殺する自分のためだけに演奏される。
少しいいなぁと思うけど、余計悲しくなる気がする本だった。

2009/10/27

山田悠介さんの本マジ
好きです（*＾ー＾）//

ほとんど読みましたぁ！！
でもｗこの本はまだ
読んだことないんで
マジ読みたいですッ！

読んだ人感想よろしければ
聞かせてねッ（←願ッ☆）

ほんじゃぁｗ
ここらへんでｗｗ

2009/10/20

久々に山田悠介さんの本を読みました！「自殺を演出する集団」という設定がとても面白かった…のですが、ちょっとラストが物足りない感じがしました。何故幽霊視点？

2009/10/07

地理的に『知らないところが無い』状態が面白かったです。

自殺を幇助する活動が、実は『ネクロフィリア』だったというオチ。
しかもそれを指示しているのが活動部外者。
ホラーというには怖くなく、グロというまでグロくない。
自己嫌悪して、人を呪って…
後味は悪いです。

ただ、成城だの、南林間だの、町田だの丹沢だの横浜等非常に近い場所で、行った事が無いところばかりだったのが驚き。
山田氏は神奈川に縁の深い人なのかしら？

2010/11/10

自殺志願者の人に【最後に良い死に方を】と、自殺者の前で演奏する管弦楽団の、ちょっと風変わりな女たちの話。
アイデアは良かったし、前半は面白く読んだ。
けど後半はつまんない。
犯人→犯人→真犯人と繋がるわけだが、連続殺人のシーンも全然ハラハラしない。動機もつまらない。最後はナナメ読み。
文章自体は読みやすかったけど、ちょっと言葉遣いがパッとしない。

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内容（「BOOK」データベースより）
深夜のビルの屋上に、管弦楽の生演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる。
ある女は死体の写真を撮りまくり、ある女は興奮してカッターで自分の身体を切りつける…。
ある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、真理乃が豹変。
自殺者の最期に魅入られた六人組が、“完璧な死”を求めて狂気の暴走を始める。
山田作品史上、もっとも妖しく、もっとも残酷なサスペンス・ホラー。

2009/10/27

もともと、山田悠介信者。

今回は、自殺の場面で演奏するオケという導入部に惹かれて。

ヴァイオリン２、オーボエ、他の楽器はなんだったっけな？

導入部はめちゃおもしろい。

けど、だんだん一人称が強くなって、尻つぼみの印象。

最近の作品の中では、一番どんでん返しが控え目です。

そういう意味で、ちょっと期待外れ。