智天使の不思議 の商品レビュー

二階堂黎人【著】

2013/07/22

このところ読んでいる二階堂もの。相変わらず、（分かりやすい）謎説きの
説明が特に良い。特に（サトル物）は、簡潔でいて、納得出来る動機と
密室もアリバイも結構です。

2012/04/03

読み進めている内から、「ちょっと失敗したな」と思った。都合の良い展開で話が進んでいくし、探偵役の主人公の魅力が乏しくて最後まで読んでもこれといったイメージが湧かなかった。
話はちゃんとまとめていたけれど、他の本を読みたいと思わせるほどの吸引力がなく、この人の本は多分もう買わないと思う。

可もなく不可もなく、というところかな。

2010/10/06

水乃サトル・シリーズ

１９５３年の冬に起きた殺人事件。被害者は金貸しの福富。漫画家・天馬ルミ子と杉森の犯罪。アリバイトリック。
１９８７年の殺人事件。評論家で天馬ルミ子の元夫・溝口の死。犯罪を告白し死んだ杉森。
１９９６年事件。事件を追い続けた記者・長山から事件をたくされたサトルの推理。

　２０１０年１０月５日再読

2010/05/06

うはぁ、微妙。結構好意的なコメント多いですが、私にはあわなかった。好きな作家なんだけどなぁ。なんかカタルシスがないっていうか、消化不良。トリックはなるほどだが、前半長過ぎ、後半ページ足りないのかっていうバランスの悪さ。少なくても人に勧める気にはならなかったです。残念。追記。個人的にはXの方が

2010/01/16

水乃紗杜瑠シリーズ。ほぼ倒叙ミステリです。なので当然犯人は最初から分かっているし、メインとなる事件のアリバイトリックも、少し考えれば分かるかな。謎解き難易度はやさしめだと思います。
ただ、それですっかり油断しました。かなりインパクト強かったはずのあの部分をすっかり忘れていて、そこにそんな仕掛けがあったとは！　このラスト部分で一番ぞくりとさせられました。この人、他にもいろいろやってそうな気がするなあ……？

2009/11/16

水乃サトルシリーズ。学生サトル～旅行会社員サトルが、何年にも渡ってある女傑を追いかけます。
トリック……途中で何となく気がついたけれど、昭和２８年っつーのが、そういう特異な年であることは知らなかったからびっくりしたー。
少々無理があるような気はしたけれど、面白かったからいいです。
珍しく大まじめなサトルがいっぱい読めたし(´∀｀*)

2009/10/22

「〜の不思議」なので、水乃サトル学生時代のお話.....というのが常なんですが、今回はちょっと違いますよ。

2010/03/07

2時間ドラマとかでしたら面白いかも？
古い日本において本当にあったであろう、使えるものの忠誠心が面白いと思う。
ただ…彼一人の妄想だったんじゃないかしら…との疑いは大いに残る。
もう一度読み返したら、もっと奥深い真実が見えてくるのかも知れないけれど、そこまででもない。