欲望のコード の商品レビュー
読まなきゃいけないと分かっちゃいたけど、つい先延ばしにしていた。今年、萌え絵柄について地方(三重県志摩市や岐阜県美濃加茂市など)で炎上した時に、知識の足りなさを痛感し、読んでおかなかったのを後悔した。という訳で、遅ればせながら。でも、その前に聖地巡礼・ツーリズムについての本を読む...
読まなきゃいけないと分かっちゃいたけど、つい先延ばしにしていた。今年、萌え絵柄について地方(三重県志摩市や岐阜県美濃加茂市など)で炎上した時に、知識の足りなさを痛感し、読んでおかなかったのを後悔した。という訳で、遅ればせながら。でも、その前に聖地巡礼・ツーリズムについての本を読むように予定を組んでしまって、読めるのは年明けかな(涙目)。
Posted by
2012年6月2日のうぐいすリボン大阪講演会「漫画表現における性」の講師を務めて下さった堀あきこ先生の著書です。 堀先生の講演「漫画とセクシュアリティ」を、より深く理解されたい方は、ぜひこちらを御一読下さいませ。
Posted by
面白かった。 表紙とタイトルだけ見ても中身が想像しにくいが、今の日本のコミックが表現しているセクシュアリティを、しっかりとした方法で調べ、読み解いた学術的成果。スタンスも興味の持ち方も調べ方も、とてもよい。 レディコミ、ヤオイ、TLに詳しい人ならばおそらくは感覚的に理解している現...
面白かった。 表紙とタイトルだけ見ても中身が想像しにくいが、今の日本のコミックが表現しているセクシュアリティを、しっかりとした方法で調べ、読み解いた学術的成果。スタンスも興味の持ち方も調べ方も、とてもよい。 レディコミ、ヤオイ、TLに詳しい人ならばおそらくは感覚的に理解している現代日本女性のセクシュアリティの嗜好とその理由を、客観的な情報と先行研究を踏まえて、明確に分類し、論理的に説明づけている。ラディカル・フェミニズムのある種一辺倒な議論から、このフィールドでは一歩前に進んだ感がある。 参考文献も充実しているので、最近読んでいなかったセクシュアリティ系の書籍へのあらたなリンクもたくさんいただきました。
Posted by
- 1