怪談実話系(2) の商品レビュー
様々な作家さんのホラーが読める小説… 第2弾。 ゾワゾワする怖さ…ありました。 夜の静かな環境で読むもの…オススメです。
Posted by
夢さんの「お化くず」では実話怪談7篇が楽しめました。安曇潤平さんの「青い空の記憶」は、山岳を舞台とした不思議な話。怖かったです。福澤徹三さんの「別れのきざし」読み終わったその夜、偶然にも!
Posted by
結末がはっきりしないお話の方が怖いのかもしれない、と加門七海さんの『いきよう』を読んで思いました。 それにしても・・・現場に行く時は祓える人を連れていくべきじゃないのかなぁ。いくら加門さんが「見える人、感じる人」だからといって、それに頼りすぎるのは危険だと思う。今回のように、向こ...
結末がはっきりしないお話の方が怖いのかもしれない、と加門七海さんの『いきよう』を読んで思いました。 それにしても・・・現場に行く時は祓える人を連れていくべきじゃないのかなぁ。いくら加門さんが「見える人、感じる人」だからといって、それに頼りすぎるのは危険だと思う。今回のように、向こうが欺こうとしてくる場合もあるわけだし・・・。 その辺りに少しもやっとしました。 岩井志麻子さんのお話は、別の本に収録されているものもありますね。一部は知っていました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このシリーズが前から好きで図書館で借りた。 好きなのは加門七海さん「いきよう」 雑誌『幽』の取材で岩手県遠野を訪れていた時の話。 じわじわ怖い。 立原透耶さん「夢告」 函館へ出張がてら観光をしようと思っていた矢先、 「鉄製の菱形を囲んだカゴメに気をつけて。 近づいてはダメ。」と思わせぶりな夢を見た立原さん。 『カゴメ』がなんだかよくわからないまま出発してしまい誘われやすく憑かれやすいのに迂闊という本領を遺憾無く発揮して酷い目にあってしまう。 淡々とした語り口が良い。 岩井志麻子姐さん「昨日の夢と今日の嘘」 内容としてはすごく怖い話なのに、彼女が話すと何となく面白くなってしまう独特の語りロが好きだ。 巻末の投稿怪談も面白くて読みごたえあった。
Posted by
史上最恐、再び!磨きぬかれた語り口で際だつ、事実譚ならではの、この凄み! 怪異と戦慄の世代間文芸バトル、ここに勃発!?斯界の先駆者・山田野理夫翁から気鋭の若手作家まで、怪談専門誌『幽』に集う恐怖のマイスターが続々参戦。 虚実のあわいに絢爛と華ひらく「実話系」怪談競作集! 大反響を...
史上最恐、再び!磨きぬかれた語り口で際だつ、事実譚ならではの、この凄み! 怪異と戦慄の世代間文芸バトル、ここに勃発!?斯界の先駆者・山田野理夫翁から気鋭の若手作家まで、怪談専門誌『幽』に集う恐怖のマイスターが続々参戦。 虚実のあわいに絢爛と華ひらく「実話系」怪談競作集! 大反響を呼んだ『怪談実話系』の興奮を、ふたたび。 ――怪談専門誌『幽』の人気作家11名が腕をふるう、全篇書き下ろしの実話系競作集、第2弾! 収録作品 加門七海「いきよう」/福澤徹三「別れのきざし」/平山夢明「お化くず」/森山東「お茶屋怪談」/立原透耶「夢告」/木原浩勝「白いカーテン」/小池壮彦「浜辺の歌」/中山市朗「怪談BAR2」/安曇潤平「青い空の記憶」/岩井志麻子「昨日の夢と今日の嘘」/山田野理夫「緑の館」
Posted by
基本的に1と同じ。創作なのだろうけれど実話が混じっているかも……そこに「実話系」とわざわざ謳う意味があるんじゃないかとも思える。 詳しくはこちらにも。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2009-06-29
Posted by
新耳の二人のは読み応え会ったが今回一番面白かったのは小池壮彦さんの「浜辺の歌」 怪談っぽさと小説の文体がいい感じに絡み合っていて怖さと面白さ両方を兼ね備えていた
Posted by
●読書録未記入 【p.9〜27『いきよう』(加門七海)】 p.12 【「六部」:「六十六部」の略。法華経を六十六部書写して、全国六十六箇所の霊場に奉納して廻った遊行僧を指す。」 そして「六部殺し」とは、ある家が富裕になった原因を六部を殺して金品を奪った事に求める伝承である。因果...
●読書録未記入 【p.9〜27『いきよう』(加門七海)】 p.12 【「六部」:「六十六部」の略。法華経を六十六部書写して、全国六十六箇所の霊場に奉納して廻った遊行僧を指す。」 そして「六部殺し」とは、ある家が富裕になった原因を六部を殺して金品を奪った事に求める伝承である。因果話夢に、大概、後に家はたたりで没落する。この伝承は全国にあり、民俗学者ハイチ共同体に突如現れた分限者、あるいは富貴な一族が没落した理由付けとして各地に流布したと解説している。】 【p.73〜103『お茶屋怪談』(森山 東)】 p.76 【《祇園のホームバー》 昭和四十年代半ばからホームバーを設けるお茶屋が現れ始めた。カウンターの中に舞妓を一、二名置き、お座敷より気軽に花町の接待を味わえるこのシステムは、庶民は花街愛好家の圧倒的な支持を受け、五花街のお茶屋で次々に導入された。(中略)もちろん、ホームバーにも一元さんお断りの法則は適用される。ただ、それをクリアすれば低額料金で舞妓さんとお喋り出来るシステムは魅力的で、足繁く通う常連客も多い。】 《京都倶楽部・お茶屋さんのホームバー》http://www.kyoto-club.com/ohb/index.html 《Google ブックス:◎『「祇園」うちあけ話:お茶屋のこと、お客様のこと、しきたりのこと』(著者:三宅小まめ) http://books.google.co.jp/books?id=js57T3LIKV8C&pg=RA1-PA147&lpg=RA1-PA147&dq=%E7%A5%87%E5%9C%92%E3%81%AE%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%BC&source=bl&ots=H9s4uFf5sh&sig=JhzCQv8qtrc_rdHESTKzzpGvVbk&hl=ja&ei=tZuWSoGTHMGTkAXzxpG6DA&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=10#v=onepage&q=&f=false
Posted by
- 1