世界の歴史(3) の商品レビュー
図書館で借りた。 中公文庫世界の歴史シリーズ3巻目は古代インド。インドは古代の文書が中国と比較するとほぼ残っていないと言われ、ハッキリと分かっていることは少ない。結果としてキングダムのような作品化するほどハッキリしたエピソードは乏しいが、それでも文明が発達していたのは間違いないし...
図書館で借りた。 中公文庫世界の歴史シリーズ3巻目は古代インド。インドは古代の文書が中国と比較するとほぼ残っていないと言われ、ハッキリと分かっていることは少ない。結果としてキングダムのような作品化するほどハッキリしたエピソードは乏しいが、それでも文明が発達していたのは間違いないし、興味深いポイントも多々ある。 十六大国時代が中国で言う春秋戦国時代にあたる、なんてのはよく言われるが、六十二見が諸子百家、秦・漢がナンダ朝・マウリヤ朝にあたるってのは知らなかったので個人的に発見だった。古代インドも深い…。 本の後半にはインド周辺史も扱っており、それぞれでは結構近代まで駆け巡るのも本書の一つの特徴だと言及しておく。
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インドの歴史。古代です。インドがどのように作られたか勉強になります。わりかし読みやすいです。 難易度 中 感動☆☆☆☆☆ 涙線☆☆☆☆☆ 興奮★☆☆☆☆ 感心★★★☆☆ 伏線☆☆☆☆☆
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多様性のなかに一貫性を育み、ヒンドゥー教とカースト制度を重要な要素とするインド文化圏。その起源をインダス文明にたどり、史書無き歴史を鮮やかに活写する。スリランカなど周辺地域についても詳説。
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素人がまず最初に知りたいと思う様な歴史の流れが奇麗に纏められた、インド史のド素人が読んでも楽しいと思える良い入門書でした。 カースト制度の成り立ちを柱の一つにしているので、現代までの繋がりを知る事も出来る良書。
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