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コスプレする社会 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/10/17

★学生選書ツアー2018選書図書★ 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/217770

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2016/01/07

帯文:”コスプレ、タトゥー、異性装、制服……サブカルチャーのスタイルから社会を読み解く。” ”なぜ〈コスチューム〉をまとうのか?” 目次:序 仮装するアイデンティティ、第1章 コスプレという文化、第2章 ヴィジュアル系コスプレ、第3章 変容する女装文化、第4章 ドラァグクイーン...

帯文:”コスプレ、タトゥー、異性装、制服……サブカルチャーのスタイルから社会を読み解く。” ”なぜ〈コスチューム〉をまとうのか?” 目次:序 仮装するアイデンティティ、第1章 コスプレという文化、第2章 ヴィジュアル系コスプレ、第3章 変容する女装文化、第4章 ドラァグクイーンというあり方、第5章 秘める刺青,見せるタトゥー、第6章 文身とタトゥー、第7章 朝鮮学校と制服文化、第8章 不良スタイル興亡史、第9章 ストリートスタイルを読む、あとがき

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2014/05/13

メモ 刺青について、知ること多かったので 文身、アイヌはシヌエやアンチピリ、琉球は針突、ハジチ ニュアンスは違いあり エッツィ p176 奇しくも美という漢字は羊と大の合字であり、解字としてはふくよかに肥えた羊である。羊は祥に通じて善の意をもっており、また生贄やスケー...

メモ 刺青について、知ること多かったので 文身、アイヌはシヌエやアンチピリ、琉球は針突、ハジチ ニュアンスは違いあり エッツィ p176 奇しくも美という漢字は羊と大の合字であり、解字としてはふくよかに肥えた羊である。羊は祥に通じて善の意をもっており、また生贄やスケープゴートをも思い起こさせる。本当に犠牲に値するものは、つねに善きものだけである。そして犠牲『羊』と自『 我』が邂逅するとき、それは義となるだろう。 ここ、同感。 p177 死に近いほどに、つまり犠牲や代償が大きいほどに、美は降誕するものだとすれば、痛みが強く傷が深いほどに身体は美的に彩られ、生命を謳歌し、そこに当然個性も凝縮する。 美に傷以外の起源はないと言ったのは確か、ジャン・ジュネだった。タトゥー、刺青とは文字通り死生なのである。

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2014/01/09

現在のキャラクター物のコスプレだけでなく、タトゥー、昭和の若者ファッションなど、何らかの意味を孕んだコスチュームを身に付けることについて分析した本。様々な視点があって、なかなか面白かった。

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2013/05/30

「それでもやはり、「DIY精神」ともいえるような価値観が、主に衣装製作の面に関して強く見られるのである」 ー 42ページ 僕の関心のある魔女についても、そのDIY(自分でやる)精神の高さゆえに興味を持っているところが大きいわけだけど、DIYと宗教の関係を考えるとなかなか興味深い...

「それでもやはり、「DIY精神」ともいえるような価値観が、主に衣装製作の面に関して強く見られるのである」 ー 42ページ 僕の関心のある魔女についても、そのDIY(自分でやる)精神の高さゆえに興味を持っているところが大きいわけだけど、DIYと宗教の関係を考えるとなかなか興味深い。というのも、一般的な(?)宗教って戒律とか厳しくて、自分で色々と発展させていくことに抵抗があるイメージがあるからである。 もちろん、新しいことを積極的に取り入れようとしているところも多数あるだろうけども、その行動が「宗教的」と見なされるかというとまた別問題だ。それはしばしばサブカル的とか、大衆迎合的とか呼ばれたりして、あまり宗教の本質をついていないような描写をされることがままある。 一方、個人の実践である「スピリチュアリティ」領域では、DIY精神はたとえば伝統宗教などの集団を伴うような形態よりも広く見られるだろう。ただ、それでもコスプレ文化と異なる(ようなきがする)のは、それが基本的には自分のために行われていることであり、コスプレのようにコミュニケーション志向という文脈において行われているかというと、必ずしもそうではない部分があるからだ。 つまるところ、今まではやったようなスピリチュアルというのは自分本位というか、他者性というのを少し軽視しているというか、もっと言ってしまえば、広い意味でのファッション性にかけるところがあるのではないかなと思っている。その点、今後ファッションなどの文化を含めた「魔女」がどのように展開していくのかは興味深いし、ゆえにそのへんんい関心があるのだろうなと思う次第。ファッションと宗教の境目というか、サブカルと宗教の境目というか。

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2009/12/14

私が「変容する女装文化 -異性装と自己表現-」という小論を寄稿した論集『コスプレする社会 -サブカルチャーの身体文化-』(成実弘至編)が刊行されました。 身体・服飾とサブカルチャーの関係を多角的に探った9つの論考は、十分に読みごたえがあると思います。 また、私の論考は、異性装...

私が「変容する女装文化 -異性装と自己表現-」という小論を寄稿した論集『コスプレする社会 -サブカルチャーの身体文化-』(成実弘至編)が刊行されました。 身体・服飾とサブカルチャーの関係を多角的に探った9つの論考は、十分に読みごたえがあると思います。 また、私の論考は、異性装としての「女装」と、異装としての「着物」との類似性にも触れています。 ご購読いただけたら、幸いです。 ------------------------------------------------------------- 【概 要】 コスプレ、タトゥー、異性装、制服・・・ サブカルチャーのスタイルから社会を読み解く。 キャラクターに扮する、身体に傷をつける、女装する、制服を改造する。 彼らは装うことによって何を求めているのか。 〈コスプレ〉をキーワードに若者文化の現場に赴き、その独自の価値観と行動様式の実態に迫る。 【目 次】 序   仮装するアイデンティティ(成実弘至) 第1章 コスプレという文化 -消費でもあり生産でもあり-(田中東子) 第2章 ヴィジュアル系コスプレ -模倣とコピーの身体技法-(小泉恭子+鈴木裕子) 第3章 変容する女装文化 -異性装と自己表現-(三橋順子) 第4章 ドラァグクイーンというあり方 -シモーヌ深雪に聞く-(百々 徹) 第5章 秘める刺青、見せるタトゥー -日本と台湾から-(山本芳美) 第6章 文身とタトゥー -交叉する身体-(田川とも子) 第7章 朝鮮学校の制服文化 -表現への希求、交渉への必然-(韓 東賢) 第8章 不良スタイル興亡史 -ツッパリはなぜ消えた-(難波功士) 第9章 ストリートスタイルを読む -サブカルチャー再考-(成実弘至)

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