垂里冴子のお見合いと推理 の商品レビュー

山口雅也(著者)

2020/02/21

初めましての作家さん。
あまりにもユーザーフレンドリーなヒロインの名前とそれを冠したタイトルに、怖いもの見たさ的興味で読み始めました(失礼！)。

が、特に突き抜けた要素を感じることなく、そういう興味からすればとても地味な読み口。良くも悪くも安定の感。

2017/07/11

◆　お風呂でミステリ　◆

・・・　第五回　「垂里冴子のお見合いと推理」　・・・

垂里家子の長女、冴子は読書好き、着物の似合うおっとり美人ですが、なぜかお見合いするたびに事件が起こり、冴子がそれを解決する羽目になる(結果、お見合いは流れる)という連作短編集です。
続編もあるので、10日くらいは楽しめます。

2017年07月04日

2012/11/17

“お見合い”と“推理”っていう組み合わせが面白かった。

なんだかんだ言いながらお姉ちゃんを心配してる空美や、無自覚なシスコン京一を尻目に読書に夢中な冴子が良い。

冴子良いお嫁さんになりそうなんだけどなぁ。
結婚出来ないのは、冴子の推理が冴え過ぎるからなのか。それとも、本当に呪いのせいなのか。
続編も読みたい。

2012/08/24

名前の通り“推理が冴える”冴子さんが、お見合いをきっかけに起こる難事件を次々と解決！だけど、肝心のお見合いはいつもお流れ・・・。
設定もキャラクターも濃くて、最後まで結末が見えないからおもしろかった。

2011/10/09

長女がお見合いをすると必ず事件が起こる。それを個性的な3兄弟が解決・・・・・・。どこかで聞いたような設定だけど、著者の他作品を読んだ後だと、なんだかほんわかしました。本が好きな（一人を除いて）家族ということもあり、今作が季節毎の話ということもあり（そんな頻繁にお見合いは無いと思うけど）、また、なじみのある土地ということもあり、作品の雰囲気もお気に入りです。

2009/10/04

何も期待していなかったので、
思った以上にアットホームで東京バンドワゴンな感じです。

家族は仲良しが一番☆

続編も是非読みたい！

2009/10/04

さらさら読めて好きでした。全然疲れないし。この本ってシリーズなんですかね？山口 雅也さんの本を色々あさってみようと思います。

2009/10/07

垂里家の長女冴子、33歳。読書好きでいたって優雅、おっとりの和風美人、なぜかお見合いのたびに事件が起こり、持ち前の推理力で事件を解決するがお見合いは破談の繰り返し。お見合いと推理を見事に結合させた連作集。

2009/10/07

・アンソロ以外で著者の本は初めて読んだが、とても面白かった。テンポがいいし、読んでて退屈しない。殺人事件も「ちょっとした謎」系もあり、お得な感じ。お見合いと推理っていう組合せがまた妙で良い。

2009/10/04

お見合いを軸にしたミステリ連作。
トリック自体はありがち、というか、先が読める程度のもの。そんなに難しくないし。
ミステリというより、ホームコメディとして読むと面白いかも。