脳で旅する日本のクオリア の商品レビュー
その場所に立ったとき、その物を見たとき、 自分の内なるクオリアはどのように感じるのか。 それを選び抜かれた語彙で、洗練された独自の文章にしているので 要約できない。 さらなる的確な表現なんて、ありえない。また、できない。 必然的に今回の本からは抜粋が多くなっていく。 ...
その場所に立ったとき、その物を見たとき、 自分の内なるクオリアはどのように感じるのか。 それを選び抜かれた語彙で、洗練された独自の文章にしているので 要約できない。 さらなる的確な表現なんて、ありえない。また、できない。 必然的に今回の本からは抜粋が多くなっていく。 『脳で旅する日本のクオリア』(茂木健一郎著 小学館) 2月も終わり頃の金刀比羅宮。 表書院(円山応挙の絵)と奥書院(伊藤若冲(こちらは非公開)) の美術を見て、内なるクオリアを感じ取る。 特に「伊藤若冲の「百花図」を見るのがたのしみだった。」 「白梅紅梅の横の小さな暗がりの中で向き合った植物の姿態のさまざまに 若冲は命をやはり心から愛おしんだのだとはっきりと悟った。」
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著者茂木さんが旅した場所で感じた随筆のような・・ 伊勢神宮での話は、面白かった。 茂木さんと旅の感覚が似ている人にはお勧めだが、私は合わなくて全て読む気になれなかった。
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