シロクまつりへようこそ! の商品レビュー
(収録作品)仲間はずれ/リキにアタック!/妖怪探偵リキ?!/シロクまつりへようこそ!/おまけマンガ おじさんの恋のゆくえは??
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「ロールケーキ?」 「ひと切れ?」 知世もリキも、おじさんを見つめます。少なすぎておどろいているのです。知世は、ロールケーキなら「一本食い」だってできるのですから。 「おれが『知世はどうしたの?』ってきいても、ねえさんは『あら、どうかしてる?』なんて、なんでもなさそうにいうんだ...
「ロールケーキ?」 「ひと切れ?」 知世もリキも、おじさんを見つめます。少なすぎておどろいているのです。知世は、ロールケーキなら「一本食い」だってできるのですから。 「おれが『知世はどうしたの?』ってきいても、ねえさんは『あら、どうかしてる?』なんて、なんでもなさそうにいうんだ。ねえさんはのんびり屋だからなぁ。こりゃあ、ほうっておけないぞ。知世がおやつをそんなちょっぴりしか食べないなんて、きっと何かあったんだ。元気づけてやらなきゃ、と思ったわけさ」
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“「やっと見つけた!リキ、ちょっと力を貸してよ。」 「え、ぼくの?」 何かを運ぶ仕事でしょうか。でも、リキが力持ちじゃないことを、姉の知世はよく知っているはずです。じっと自分の手を見ているりきに、知世はあきれ顔でいいました。 「推理力に決まってるじゃない!リキは探偵なんだから。」...
“「やっと見つけた!リキ、ちょっと力を貸してよ。」 「え、ぼくの?」 何かを運ぶ仕事でしょうか。でも、リキが力持ちじゃないことを、姉の知世はよく知っているはずです。じっと自分の手を見ているりきに、知世はあきれ顔でいいました。 「推理力に決まってるじゃない!リキは探偵なんだから。」 「ぼく、探偵じゃ……」 いいかけるリキの声を、知世は聞いていません。リキのうでをつかみ、ぐいぐい引っぱり始めました。” 敬語がちょっと読みにくい。 前の続きで読んだけど、どうやら二巻目を飛ばしてら……。 “そのとき、だしぬけに、知世が話に割りこんできました。 「でも、つりあげてどうするの?」 リキもおじさんも、きょとんと知世をふり返ります。知世は、リキのものだったパフェをせっせと食べながらいいました。 「つるんでしょ?あのシロクマ。『シロクマつり』っていったじゃない。」 おじさんが声をあげて笑います。 「シロクマ・つりじゃないよ。『シロクマのおまつり』が縮まって、『シロクまつり』なんだ。」”
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