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BとIとRとD の商品レビュー

4.3

42件のお客様レビュー

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2011/05/14

「ううん、あのね、リンゴは小さいから、小さい小さいカミナリがおちるの・・・・・・」 この感性がすき 世界に女の子フィルター

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2011/03/08

MOEで連載してたから懐かしい。子供のころ、こうだったかもなあっていう「感じ」をここまで巧妙に描き表してくれると有難い。子供のころって気持ちをうまく言葉にできないから、こういう本が出てくることによって読者のそれぞれのタイムカプセルみたいな役割を果たしてくれる。

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2011/02/22

酒井駒子さんの絵本、初体験…なのだけどこれはちょっとあまり好きではない内容かも…。イメージしていたより毒があって驚いたせいもあるのかも。もちろんイラストは秀逸です。

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2011/01/29

話はわけわからんかったが、絵が素晴しい。 こういう絵が描けたらいいのにと思うが、来世に期待しよう。

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2010/12/25

高校二年のとき十何年ぶりくらいに買った 絵本。薄暗いけど、愛がある。なんと言ってもオデコがかわゆい^^

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2010/11/20

酒井駒子さんの描く少女が大好きです。□ちゃんは不思議な女の子な気もするけど、女の子ってこうなんじゃないかなー

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2010/09/07

「MOE」という、絵本・児童文学等のための雑誌… という紹介でいいのかしら? その雑誌に隔月連載されたショートストーリーを、再構成したものだそうです。 その掲載誌のカラーのせいか、絵本のような体裁をとっていながらも、 内容は決して子ども向けではありません。(ルビもふってありません...

「MOE」という、絵本・児童文学等のための雑誌… という紹介でいいのかしら? その雑誌に隔月連載されたショートストーリーを、再構成したものだそうです。 その掲載誌のカラーのせいか、絵本のような体裁をとっていながらも、 内容は決して子ども向けではありません。(ルビもふってありません。) 6つの小話のうち後半4話は、□(しかく)ちゃんという 幼い女の子が主人公のようですが、その名前もとても匿名的。 ぜんぶちがうお話のような、すべて同じ女の子のお話のような、 あいまいな感じ。 挿絵にも、いたるところにタイトル通り(?)の 「BIRD(鳥)」が描かれていますが、 それらは実際には彼女のまわりにはいない、架空の鳥。 おそらく濃い鉛筆のようなものでえがかれた、 やわらかい主線や、無造作な感じにかすれた彩色も、 その揺らぎ感の表現として効果的に用いられています。 その揺らぎ感は、これくらいの年齢の子どもの思考の流れを そのままトレースして見せてもらっているような印象を与えてくれます。 ああ、子どもの目にはこんな風に世界が映ってるのかな、と。 内容からはちょっと離れますが、装丁も素敵です。 ダンボールボードの表面に、マスキングテープで無造作に貼り付けられた、 □ちゃんと、そのそばに寄り添う二羽の白い文鳥のイラスト。 活版印刷のような、タイトル・作者名の手触り。 ぜひお手にとって、確かめてみてくださいませ。

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2010/05/26

2、3ページぐらいのごく短いお話に、見開きの絵が1枚続く形式で展開する幻想的な短編集。物語は全部で9編だが、3話からは□ちゃんというちいさな女の子を中心にお話が続いていく。それとも、1話2話もはっきりとは書いていないだけで出てくる女の子は□ちゃんなのだろうか。「BとIとRとD」と...

2、3ページぐらいのごく短いお話に、見開きの絵が1枚続く形式で展開する幻想的な短編集。物語は全部で9編だが、3話からは□ちゃんというちいさな女の子を中心にお話が続いていく。それとも、1話2話もはっきりとは書いていないだけで出てくる女の子は□ちゃんなのだろうか。「BとIとRとD」というタイトルの意味、□という不思議な記号の名前、何の説明もなしにいきなり始まりふいに終わる感覚的な世界観を持つ作品。 話としては特に筋があるという訳でもなく、理解しようとしてできるものでもないという気はしたけれど、あの酒井駒子特有のちいさな体に大きな頭がぼてっと乗っかった幼児体型の女の子たちの姿が本当にいじらしくなるほど愛らしかった。つたない言葉づかいで囁き合う子どもたちの独自の世界が、過度の説明を省いて何でもないことのように描かれることで、かえって大人の読者からは不思議な可能性を秘めた秘密の箱庭のように感じられる。とりわけ7話の「カミナリ」で、リンゴ畑に落ちるカミナリは、リンゴが小さいから小さい小さいカミナリなのよと説明する□ちゃんの言葉には、その可愛らしさのあまり理由もなく胸が締め付けられてしまった。そういう、言葉では説明のできない愛おしさや切なさに満ちた一冊であると思う。 表紙の通り、全体の雰囲気は可愛らしい中にどこか陰鬱な色を含むものではあるけれど、全体を貫く言葉や物語はあくまで優しく、何らかの温もりの予感を残している。人によっては読むと不安になる類の本であるとも思うが、子どもというのは常に不可解だからこその未知性や不穏をこうして生まれながらに本質として抱いているものなのだろう。

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2010/05/19

時間を忘れて頭をからっぽにし ゆっくりとページをめくる 絵本はそう読むものだとこの本で確信しました。

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2010/04/23

静かな、そして優しい世界 酒井駒子さんの幻想的な絵の世界が素敵です。 ただ文章が追いついていないという感じ。 欲を言えばもう少し、絵の部分が多くてもよかったのかなとも 思います。

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