教科書だけで大学入試は突破できる の商品レビュー
「教科書で生徒に与えることの出来る英語のインプットと、実際に入試で出題される英語との間にどのくらいの重なりがあるか、どれだけの開きがあるのかを調べることにより、教科書をこなすことで入試にどれだけ有効に対処できるかを示す」(p.219)もので、文法、語彙、分量の3点で調査された結...
「教科書で生徒に与えることの出来る英語のインプットと、実際に入試で出題される英語との間にどのくらいの重なりがあるか、どれだけの開きがあるのかを調べることにより、教科書をこなすことで入試にどれだけ有効に対処できるかを示す」(p.219)もので、文法、語彙、分量の3点で調査された結果を示している。結論としては、教科書をしっかり定着させることで入試対策になるから、もっと入試問題を分析して、教科書を定着させることで同時に入試対策にもなるような授業のやり方を考えましょう、というもの。 結論には全く賛成できるが、特に語彙の部分などの調査方法は恣意的な感じがする。「解答可能と判断できる」かどうかは単に語彙が分かっているかどうか以外の要素も大きいと思うので、そんなうまいこといかないと思う。 特に中高の連携を考えて高1指導を始めることが重要であるとか、文法事項の頻出項目、速読・多読の指導の必要性ややり方などが参考になった。(12/12/09)
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大学入試に必要とされる、文法事項、語彙、分量をデータをもとに示した本。その上で教科書の有効性を語る。 文法事項は基本的なものを使えるように指導しなければならないこと、分量の中学校との差を埋めないといけないことなど、参考になった。
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教科書の中で、大学入試を意識した場合に、文法でどこにフォーカスするべきなのかがよく分かる。データに基づいているのでわかりやすい。
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