極北の狩人 の商品レビュー
アラスカからシベリアまで極北の狩猟民族に密着した本。「北極圏にヨーロッパ文明がもたらした最大の罪がアルコール」だそうな。氷だけの世界って閉鎖的なのかなと思ったのです。
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アラスカについては星野道夫をたくさん読んでいたので、なんとなく知ったつもりになっていたが、この本で、まったく違う側面を知った!そうか、極北は禁酒なのか!こんなに獰猛な蚊の恐怖があるのか!星野の描き出すアラスカの静謐で詩的な世界だけではわからない極北の世界が見えておもしろかった。セ...
アラスカについては星野道夫をたくさん読んでいたので、なんとなく知ったつもりになっていたが、この本で、まったく違う側面を知った!そうか、極北は禁酒なのか!こんなに獰猛な蚊の恐怖があるのか!星野の描き出すアラスカの静謐で詩的な世界だけではわからない極北の世界が見えておもしろかった。セイウチと海ツバメを醗酵させての料理とかも、なんともいえない凄みがある…。
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椎名さんの話はいつも旨そうだ。そしてクスクス笑いがとまらない。 今回は極北のエスキモー、ユピックという少数民族のお話
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仕事が忙しくて自宅に引きこもりのときは、程よく柔らかくて、程よく考えさせられる旅行記を読むのが好きだ。 それも自分では到底行けない様な場所の。…そうでなかったら行きたくてうずうずして逆効果だからね。 そのあたりで、椎名さんの旅行記は大変重宝している。 しかし流石に若いころのはちゃ...
仕事が忙しくて自宅に引きこもりのときは、程よく柔らかくて、程よく考えさせられる旅行記を読むのが好きだ。 それも自分では到底行けない様な場所の。…そうでなかったら行きたくてうずうずして逆効果だからね。 そのあたりで、椎名さんの旅行記は大変重宝している。 しかし流石に若いころのはちゃめちゃさは影を潜めたなあ。こういう枯れ具合も好き。
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60歳を越えた椎名誠の北極圏探検記。 若い時と違って観察し学んでいる姿勢が強い。頭の中だけで物語が進まず、旅行客として冒険譚としてまとまっている。 生肉をうまい美味いと食えるもんなのか。
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