大阪不案内 の商品レビュー
大阪といえば、食い倒れ、吉本興業、ど派手、そして、親しみのある街。そんなイメージを持っていた著者は何回も足を運ぶうちに、庶民の逞しさの裏にある哀歓に気づく。目を凝らし、耳を傾けて見つけた、大阪の新たな魅力。大阪には不案内の森まゆみ、知り尽くした写真家太田順一、二つの視線が捉えた大...
大阪といえば、食い倒れ、吉本興業、ど派手、そして、親しみのある街。そんなイメージを持っていた著者は何回も足を運ぶうちに、庶民の逞しさの裏にある哀歓に気づく。目を凝らし、耳を傾けて見つけた、大阪の新たな魅力。大阪には不案内の森まゆみ、知り尽くした写真家太田順一、二つの視線が捉えた大阪とは?二十世紀が二十一世紀に変わる頃の大阪の街の姿を書き留める。(表紙裏) 文化人が観た大阪(市内)。いや、市内に関しては著者の方が詳しいんだろうけど。 基本的には当然のように好意的に書いてくれているんだけど、だからむず痒いというか。食事所が多く出てくるのは、描写も相まって美味しそうで嬉しいかなぁ。
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最初は面白く読み始めたが、大阪のある地域を語る章で大きな歴史認識の間違いがあり、読む気が失せてしまった。作家にはこういう人が多いのだろうな。
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