俺がついている(2) の商品レビュー
企業の重役まで優秀な人材を育てるコーチ術と表紙に書いてあるので、マネジメント的なことを期待して読み始めましたが 「コーチとは、ボスではない、先生でもない。選手を守る者のことだ」という一言がすべてを表しているとおり、まさにコーチングの書だということです。 その一方で「壁にぶつかった...
企業の重役まで優秀な人材を育てるコーチ術と表紙に書いてあるので、マネジメント的なことを期待して読み始めましたが 「コーチとは、ボスではない、先生でもない。選手を守る者のことだ」という一言がすべてを表しているとおり、まさにコーチングの書だということです。 その一方で「壁にぶつかったら、壁を打て」というように勝負の世界ではどこまでもポジティブであらなければならないということをたびたび説いています。 このあたりはビジネスをするうえでもまったくそうなのでしょう。 アンドレ・アガシとのやりとり、トップテニスプレイヤーの優勝の裏に隠された数々のエピソードなど、とても興味深いのですが、総じて同じような内容がくどさを出しているような感じがします。
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1が自分が現役時代に積み重ねたいろんなテニスに対するテクニックや考え方の集大成だとすれば、2はコーチング術に関する集大成という感じです。 「コーチング術はビジネスとかにも使えるよ」的なことを書いていますが、使えないと思います。 こんな上司がビジネスの世界ではやっていけないと思い...
1が自分が現役時代に積み重ねたいろんなテニスに対するテクニックや考え方の集大成だとすれば、2はコーチング術に関する集大成という感じです。 「コーチング術はビジネスとかにも使えるよ」的なことを書いていますが、使えないと思います。 こんな上司がビジネスの世界ではやっていけないと思います。 まあ謙虚でなくてはいけないということはその通りだと思いますが。 ただ、アガシやロディックの普段のことについて知れたのは面白かったです。 ロディックがギルバードにボランティアに対する横柄な態度を注意したとかはかなり意外でした。
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初めの「ウィンニングアグリー」程の感動はなかったが、テニスコーチ、そしてテニスプレーヤをもつ周囲の親や関係者は是非目を通して欲しい書籍。特に、「万人に差別なくコーチすること」が結果として「トッププレーヤを育成する」というくだりは、参考になるところが多い。
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