1,800円以上の注文で送料無料

天文学入門 の商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/12/24

高校生の時に習った地学よりは少し難しいかもしれない。しかし、難しい数式などは極力使わずに天文学の「先端」を解かりやすく書いている。まさに入門書、あるいは文系向け? 化学熱力学、量子力学、素粒子物理学、微分が解かるとさらに理解の助けになると思う。

Posted byブクログ

2015/09/23

天文学は自然科学、特に基礎科学としては珍しく万人受けする分野で、多くの啓蒙書・通説書だけでなくテレビ等でも教育番組や特集番組が組まれていたり、また公開天文台や博物館等の観望会も人気だったりして多くの人に関心が高い分野である。 しかし反面で天文学を体系的に学ぶ機会はそう多くないので...

天文学は自然科学、特に基礎科学としては珍しく万人受けする分野で、多くの啓蒙書・通説書だけでなくテレビ等でも教育番組や特集番組が組まれていたり、また公開天文台や博物館等の観望会も人気だったりして多くの人に関心が高い分野である。 しかし反面で天文学を体系的に学ぶ機会はそう多くないのではないだろうか。本書は文系向けの大学教養講義テキストとして作られたようだが、教養科目で天文学を学べるような文系私大は大規模総合大学か教養教育について意識高いようなところじゃないとあんまないんじゃないだろうか。 本書は大学文系教養科目テキスト向けに書かれた本で、ヘルツシュプルングス・ラッセル図の読み解きを中心に解説して、サブタイトルの通り特に恒星について過不足ない知識を得ることができるのではないだろうか。 また文系科目向けテキストだけのことはあって新しい説明に入るときは必ずすでに知られている物理学上の知識の確認を箇条書きで書き出して言葉で説明している。 上記のような特徴もあって読み物のようなところもあるので私などは「なるほどな」と思いながら一気読みすることができたのだが、理科から逃げまくって文系私大に来たようなクチだと、恒星の内部構造理論のあたりなどは結構難しいかもしれない。そういう人の場合、本書を補完する内容ではないんだが、『星空案内人になろう!』あたりの方が占星術や神話などの星についての文化誌についての話題や、実際の星の探し方などのすぐ使えるような内容もあるので、その方が楽しいかもしれない。

Posted byブクログ

2011/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校の地学の教科書だけじゃ物足りなくて、手に取った一冊。この本のおかげでますます天文学にはまってしまいました。 口絵のカラー写真も気に入っていますが、本文にも便宜図やグラフが挿入してあるので、初心者でも分かりやすかったです。

Posted byブクログ