自閉症スペクトラム障害のある人が才能をいかすための人間関係10のルール の商品レビュー
具体的に当事者がどのように感じていたか、具体的な話が書かれている。ルールの背景も読むとわかるが、文字数が多いので、読み切ることができない人もいるかもしれない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
10のルール自体は人間関係のマナーの基本といえるもの でも自閉症スペクトラムの人はこれらをナチュラルには備えていない テンプルもショーンも本人も周囲も苦労して 長年かかってそれらのルールをなんとか駆使している タイプの違う彼らがどういう思考回路なのかが興味深かった
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自閉症スペクトラム障害のある人の、とはなっているものの、実際には誰にでも十分読む意味があるんではないか、という内容。確かにかつては価値観が一様で、巨人・大鵬・卵焼き、なんて言っていた時代もあったのに、今では何を見ても複雑すぎて、自閉症の人だろうとそうでない人だろうと、どういう時に...
自閉症スペクトラム障害のある人の、とはなっているものの、実際には誰にでも十分読む意味があるんではないか、という内容。確かにかつては価値観が一様で、巨人・大鵬・卵焼き、なんて言っていた時代もあったのに、今では何を見ても複雑すぎて、自閉症の人だろうとそうでない人だろうと、どういう時にどうすべきかというのは非常に難しい。多様化って言うとなんだか良い?みたいなイメージもあるけど、そんなに簡単な話ではないんだろうなぁ。
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自閉症当事者の体験談から見る、「この状況ではどう行動したらよいか?/解釈したらよいか?」の具体的なルール集。 以下感想 タイトルに「~才能をいかすための~」とあるが、中身は才能を殺さないためにはこう行動するのが良い、くらいの現実感。よくあるアインシュタインたち偉人は自閉症だった...
自閉症当事者の体験談から見る、「この状況ではどう行動したらよいか?/解釈したらよいか?」の具体的なルール集。 以下感想 タイトルに「~才能をいかすための~」とあるが、中身は才能を殺さないためにはこう行動するのが良い、くらいの現実感。よくあるアインシュタインたち偉人は自閉症だったかもしれないんだよ!自閉症は天才児なんだよ!という安易な持ち上げがないのがうれしい。 著者のひとりテンプルが本書の中でたびたび主張するように、自閉症スペクトラム症候群の人が社会で自活するためには、不安の外的除去と専門的技能の取得が大事なのかな、と感じた。
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10のルール自体は「知ってるよ」で終わってしまいそうなシンプルさです。 でも、内容は濃くて、目から鱗がとれるようでした。とてもとても指南書として頼もしいです。 覚えておくべき項目は太字で強調されています。 また、社会でやっていくために何が必要なのかは、いたるところに筆者らの経験に...
10のルール自体は「知ってるよ」で終わってしまいそうなシンプルさです。 でも、内容は濃くて、目から鱗がとれるようでした。とてもとても指南書として頼もしいです。 覚えておくべき項目は太字で強調されています。 また、社会でやっていくために何が必要なのかは、いたるところに筆者らの経験に基づいて丁寧に書かれていています。 そして、自己実現のために、なにを学んでいかないといけないかも書いてあります。
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