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定本コロコロ爆伝!!1977-2009 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2009/10/04

タイトル通りコロコロコミックの歴史を総括する本。歴代編集長、デザイナー、マンガ家のインタビューが掲載された資料価値の高い本。特に、コロコロの顔であった藤子F不二雄には1章をさいて編集者、藤子プロの方からの証言が読める。藤子ファンなら必読である。驚いたのはジャンプ元編集長鳥嶋和彦(...

タイトル通りコロコロコミックの歴史を総括する本。歴代編集長、デザイナー、マンガ家のインタビューが掲載された資料価値の高い本。特に、コロコロの顔であった藤子F不二雄には1章をさいて編集者、藤子プロの方からの証言が読める。藤子ファンなら必読である。驚いたのはジャンプ元編集長鳥嶋和彦(Drマシリトのモデル)にもインタビューしてるのだ!鳥嶋はジャンプの編集長になった時に「『マガジン』は見なくていい。本当に意識して欲しいのは『コロコロ』なんだ」と話したと言う。当時のジャンプ誌面を思い出すと非常に納得できる発言。残念なのはコロコロ初期のもう一つの顔であったウルトラマンがオミットされていること。多分版権上の問題だと思うんだけど内山まもる、片岡徹治のインタビューは欲しかった。後、自分がコロコロを熱心に読んでいたのは1977〜80年までの3年間に過ぎなかったので本書に書かれている事の半分以上を知らなかったりする。自分はコロコロがホビー(ファミコン、ミニ四駆等)とのメディアミックスをする前に卒業してしまったんだなあ。だからこそ、本書のコロコロファン座談会で大西祥平が異常に『ゴリポン君』の作者キド・タモツをリスペクトしていたのも理解できる。好きだったなあ『ゴリポン君』。あのアナーキーな絵柄!断言しても言いが今世紀中出る本でキド・タモツという単語が一番多くのった本だと思うぞ、これ。全部大西祥平の発言なんだが(笑)

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2009/10/07

小学館ではなく、飛鳥新社というところから出ている。 作ったのは渋谷直角というライター。1975年生まれということなので、僕(76年生まれ)と同年代。 直角は本名で「おれは直角」から名付けられたんだとか。 別の雑誌とかでの対談内容などを集めた1冊であり、またコロコロ年表やホビー特...

小学館ではなく、飛鳥新社というところから出ている。 作ったのは渋谷直角というライター。1975年生まれということなので、僕(76年生まれ)と同年代。 直角は本名で「おれは直角」から名付けられたんだとか。 別の雑誌とかでの対談内容などを集めた1冊であり、またコロコロ年表やホビー特集などの ページコピーが大量に載っている。資料価値が高い。 コロコロコミックがどこで100万部を超えて、200万部に達して、現在は・・・ というのはなかなか歴史を追いかけていないとわからないが、 まさにノリに乗っている次期に読んでいたので文章化されていると懐かしい。 高橋名人(ハドソン)、前ちゃん(タミヤ)、コロコロのつながりなど、裏側が見えておもしろい。 彼らの対談で、「ラジコンってこっちに向かってくるときに左右が逆になるでしょ、それを練習するために作ったのがバンゲリングベイなんだよ」 という高橋名人。 確かにあのコントロール性は難しかったが、そういう意図だったのか!(笑) コロコロみたいみ分厚くて、でも字ばっかりなのでコロコロの何十倍も読むのに時間がかかりそう。 それで1600円は納得?

Posted byブクログ