ギャルゲヱの世界よ、ようこそ！(disc2) の商品レビュー

田尾典丈【著】

2013/11/29

話が複雑だったので理解するのに時間がかかった。
問題が起きて、主人公が苦悩して、ヒロインに励まされて、問題を解決。
テンプレパターンができてきた。この後もこれが続くようだったら飽きるかもしれないが、やはり良いもの。
主人公が解決していく場面は涙がこみ上げてくる。

2013/04/18

前巻の衝撃が強すぎてそれと比較すると新鮮味が落ちるが、少しずつ世界観が明かされてきた。
主人公の行動パターンが前回と同じだったりそのせいで話の流れも前回とあまり変わっていなかったりするがこれはこれでギャルゲーっぽく王道展開なので良い。

2011/05/09

2011/03/31読了．

フェアリーテールシステムだかなんだかで

ギャルゲーの世界が現実を侵食してくる話の第2弾．

前回は自分主人公でスタートしたら全キャラのイベントが同時進行してて

目指せハーレムなアレだったけど

今回は他の誰かの展開したゲーム世界に巻き込まれる話．

存在しないメインキャラはゼロから作り出されるけども

サブキャラなんかは設定がそれとなく一致する人間を

引っ張ってきて記憶を書き換えて利用するらしいフェアリーテールシステム．

クラスメイトとかのモブキャラに至ってはそのまま利用．

もちろん一部記憶改変．

コレはかなり恐ろしいことですよ．

突然公園に「恋愛成就の木」という大木が現れても

誰もそれを不思議がらずに受け入れてたり，

かと思うと明らかに不自然に誰かが居なくなったり現れても疑問を持たない．

「涼宮ハルヒの消失」でのキョンのように改変前の記憶を持ってる人間が

異質なものとして周囲に認識されるとか…．

そもそもこのゲームが現実を侵食してくるフェアリーテール．

誰が何の目的の為に作り出したのか．

謎なんだな…．

2010/09/26

主人公の問題解決方法が見所です。
【あぁ、あのゲームの世界に、このゲームのキャラが居たらなぁ～】的なお話です。

2013/11/30

まさかのリアル幼馴染ルート、そして続刊のおしらせがあとがきに！と２重の意味で驚いた今作。
前巻は、確かにラストの締め方からして、続きを期待しても良い文脈だったので、素直に嬉しいです。

バーチャルから現れたヒロインたちの日常が、ゲームではない現実世界で描かれ始め、この世界になじみ始めた頃、主人公・武則の前に理恵とは違う「本物」の幼馴染が現れる。
そのほんの小さな歪みが、理恵を咲を、そして武則の周囲をも巻き込み、新たなステージ（ゲーム世界）が顕現する。

随所"ゲーム"らしさがあるのは、前巻と同様ですが、今回は「声」という要素が入ったのが面白いところ。
実際のゲームでも、同じ声優さんが違うゲームの声を充てているのは良くあることですが、それを利用したキャラの「違い｣が最初に目を惹きます。
（もっとも後半はその手法が薄れ、「幼馴染」の属性がメインのようです）

なにしろ、どちらも正しい「幼馴染」な訳でして･･･リアルとバーチャル、２つの「幼馴染」が存在することになるから、さぁ大変。
現実世界に現れたバーチャル（メイン）ヒロインの葛藤が描かれた今作。
よくあるストーリーではありますが、逆にキャラの内面を魅せてくれた気がします。

これ、短編集とかでたら「fandisc」って巻数表記に付くのかな？