辰巳芳子の展開料理 基礎編 の商品レビュー
結婚直後に購入した本。ハードルが高くて読んだだけで終わってしまっていたけれど、あれから3年強が経ち、出汁をおいしく引けるようになりたい!と再度チャレンジ。やはり難しいところも多く、(味付けが適量となっていたり、時間ではなく自分の裁量でタイミングを見なくてはいけない工程があったり)...
結婚直後に購入した本。ハードルが高くて読んだだけで終わってしまっていたけれど、あれから3年強が経ち、出汁をおいしく引けるようになりたい!と再度チャレンジ。やはり難しいところも多く、(味付けが適量となっていたり、時間ではなく自分の裁量でタイミングを見なくてはいけない工程があったり)もう一冊のスープの本と合わせてチャレンジ。なかなかおいしい出汁になってきたと思う!まだまだ練習あるのみ。鳥の丸のお吸い物、ムネ肉で作った。上鳥ひき肉って書いてあったけど、スーパーではムネかモモかの選択肢。次回はモモひき肉で作ってみよう。2016/12/4
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展開料理とあったので、何種類かの下ごしらえで、何品か作れるものと安易に考えて手を取ってみるのだが・・・ 確かに基本となるソースや出汁や乾物の下ごしらえと、それをもとにした数品が書かれてあるが、安直なものではない。 1項目ごとに、著者の基本思想が綴られており、生活を立てるということを背筋を伸ばして考えなくてはいけない、重要な事と考えさせられる。 日々の食生活を大切にするならば、手元に置きたい1冊である。
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展開料理とは?元になる物を作っておき、それをいろんな料理に使い回す。すなわち応用しなさいと言うことだ。それはソースであったり、だしであったり。毎日三食何にもない一から料理を作るのはたいへんである。そこで今なら旬のトマトでソースを多めに煮込んでおく。それで今日はパスタ、明日はチキン...
展開料理とは?元になる物を作っておき、それをいろんな料理に使い回す。すなわち応用しなさいと言うことだ。それはソースであったり、だしであったり。毎日三食何にもない一から料理を作るのはたいへんである。そこで今なら旬のトマトでソースを多めに煮込んでおく。それで今日はパスタ、明日はチキンライスにと言う風に。これで時間と手間が大助かりというわけだ。またおかずは明日も食べられるように多めに作りましょう。とも ただこれは残り物をそのまま出すのではなく、手を加えて、違う物に姿がかわっているわけだが。「人数分を一回分のみ作る繰り返しは空しい。日々一から事を起こして料理を作り、食べさせ、後片付けを清潔にする。こういう一連のことを継続して成し得る人は何人いるでしょうか」こう言われて私は少々いやおおいに耳が痛いのだが、辰巳芳子さんの今の世の食生活のありかたを憂いになる気持ちも少しわかるから、よしっ、今日もがんばって台所に立とう、という気になる。料理の本というより、食生活についてのエッセイのようにいつも読んでいる。
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