6わのからす の商品レビュー
レオ・レオーニのせかいに 谷川俊太郎さんのうつくしいにほんごがあわさり、目をはこぶのも、声にだすのも心地いい。 いまの時代、争いのたえない人や集団にこそ読んでもらいたい。
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農夫が育て実らせた麦をカラスがついばむ。 農夫はカラスを追いやるため、カラスは農夫を追いやるために麦をめぐっての攻防戦が繰り広げられる。 分かり合えないと思っていた相手も、話し合うことで理解することは可能。 昨今あちらこちらで起こっている紛争や戦争。 最初に決めつけるのではなく...
農夫が育て実らせた麦をカラスがついばむ。 農夫はカラスを追いやるため、カラスは農夫を追いやるために麦をめぐっての攻防戦が繰り広げられる。 分かり合えないと思っていた相手も、話し合うことで理解することは可能。 昨今あちらこちらで起こっている紛争や戦争。 最初に決めつけるのではなく、お互いの気持ちや考えを話し合うことは大切ですよね。 レオ・レオニの絵やカラーはやっぱり可愛らしさと温かさがあります。
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やったらやり返すの繰り返しの部分はインパクトがあって子どもにウケがよかった。だけどそんなことをしているうちに肝心の麦はダメになり、何のための争いなのか。 フクロウが仲裁に入り、本音で話し合うことができてめでたしなのだが、話すのに遅すぎることはないというメッセージがとてもよかった。 ケンカの本質を教えてくれる絵本。
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途中まではやられたらやりかえせ!のカラスと農夫。 ふくろうが仲裁に入り 「はなしあいにておくれはない」 「ことばには まほうのちからがある」 めでたしめでたし。 しかめっつらと楽しそうな笑顔、ほんの少しのことで表情が変わるということにも気付かされます。
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からすと農家の小さな争いは、まさに戦争と同じ構図だと大人だから気付き、少しやるせない気持ちになりました。 でも最後は、ふくろうの介入で和解できていて、ヒートアップしてしまった争いごとには、賢明な第三者が必要なのかもしれないと思った。
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「ことばにはまほうのちからがある」 聞く言葉も話す言葉も大切にしていきたいと思える一冊。自分のうちにある魔法の力を発揮させてあげたい人におすすめ。
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道徳の授業に使えそうな内容 ただ…この歩み寄りがどんな結果を生むのかはちょっと疑問(^^;; レオ・レオーニの絵は素敵
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カラスが麦を食べるので、男はかかしを作った。カラスは負けまいと恐ろしい鳥を作った。だから、男はもっと怖いかかしを作って…、麦作りがおろそかになってしまった。 ふくろうは言う。「カラスと男。ばかなのはどちらか?」
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農夫とカラス達が麦をめぐって争います。お互いを貶めることに躍起になって、肝心の麦は放ったらかし。カラスは食べたい麦がない、農夫も守るべき麦がない。さてどうしようか。 あれやこれやと攻め合うところが面白く、そしてきちんと落とし所をつけている所もとてもいい。後々にふと思い出すお話です...
農夫とカラス達が麦をめぐって争います。お互いを貶めることに躍起になって、肝心の麦は放ったらかし。カラスは食べたい麦がない、農夫も守るべき麦がない。さてどうしようか。 あれやこれやと攻め合うところが面白く、そしてきちんと落とし所をつけている所もとてもいい。後々にふと思い出すお話です。
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