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ムナーリの機械 の商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2012/12/05

言葉遊びのようなイメージ達がふわふわ現れてきます。 挿絵も言うまでもなく素敵です。 翻訳も素晴らしいです。

Posted byブクログ

2011/08/20

「なまけものの犬のためのしっぽをふる機械」とかね、「留守中でも家で笛を吹くための機械」とかね、実にいいよね。

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2011/05/14

ユニーク。そんなものいらないじゃないか、と思うものばかりな所がまたいい。遊び心満載ないい大人の絵本。

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2011/03/06

どうでもいいとさえ思ってしまうくらい実用性のないお粗末な機械の数々なのだけど、そのどうでもいい加減がかえって唯一無二の詩的機械に思えてきたりしちゃって、ついそのどうでもいい機械を所有したくなってしまうという不思議体験をした。似たような本でアンディ・ライリー「うざい発明」ってのがあ...

どうでもいいとさえ思ってしまうくらい実用性のないお粗末な機械の数々なのだけど、そのどうでもいい加減がかえって唯一無二の詩的機械に思えてきたりしちゃって、ついそのどうでもいい機械を所有したくなってしまうという不思議体験をした。似たような本でアンディ・ライリー「うざい発明」ってのがあるけれど、あっちは破壊したくなるようなウザさで、こっちは所有することだけで満足した気になるというウザさ。家がゴミ屋敷になってしまう。

Posted byブクログ

2011/02/06

これ、子どもと読みたいね。男の子がいいな。 で、あーでもない、こーでもないって話しながら、作るの。 ほぼ100%作るの無理だけど、無理でも作って 「無理だったねぇ。」って笑いたい。 そんな、あり得るかも分からない未来を少し思いながら読んだ。 デザインも素敵。 動物...

これ、子どもと読みたいね。男の子がいいな。 で、あーでもない、こーでもないって話しながら、作るの。 ほぼ100%作るの無理だけど、無理でも作って 「無理だったねぇ。」って笑いたい。 そんな、あり得るかも分からない未来を少し思いながら読んだ。 デザインも素敵。 動物にも虫にも名前を付けている目線が好き。

Posted byブクログ

2011/06/29

ブルーノ・ムナーリ版ピタゴラスイッチ! 「蚊を死ぬほど辱める機械」や「怠けものの犬のためのしっぽふり機」のつくりかたが、とても丁寧に解説されています。 イラストは2,3色の版画で、お洒落で可愛い。デザイナの絵本だなという感じです。

Posted byブクログ

2009/12/07

著者:ブルーノ・ムナーリ 訳:中山エツコ 言わずと知れたムナーリ。 芸術家であり、グラフィックデザイナーであり、プロダクトデザイナーでもあり、様々な側面をもったアーティスト。 この本は大人のための絵本で、「蚊を死ぬほど辱める機械」「朝焼けのはじまりを待ち受けるための装置」などシ...

著者:ブルーノ・ムナーリ 訳:中山エツコ 言わずと知れたムナーリ。 芸術家であり、グラフィックデザイナーであり、プロダクトデザイナーでもあり、様々な側面をもったアーティスト。 この本は大人のための絵本で、「蚊を死ぬほど辱める機械」「朝焼けのはじまりを待ち受けるための装置」などシャレのきいた、滑稽な機械が並んでいます。 これはまさに遊び心のかたまりのような本で、ここまで徹底しているのはすばらしい。 子供なら考えれるかもしれないけど、大人になってこういうのを考えるのはすごいと思う。 ある意味くだらないと言えばくだらないし、おもしろい人には人にはおもしろい。 自分もこういう自由な発想ができたらな。 まぁこの本は自由すぎるけどw

Posted byブクログ

2011/09/04

この本、いやこの作品は星が5万個あっても足りない。実にバカだ(最上の褒め言葉)。「蚊を死ぬほど辱める機械」「造花のにおいをかぐための装置」「干しブドウばらまき機」…数々の傑作機械がテンコ盛り。一番気に入ったのは「留守中でも笛を吹くための機械」!世界には、想像を絶するバカ(天才)が...

この本、いやこの作品は星が5万個あっても足りない。実にバカだ(最上の褒め言葉)。「蚊を死ぬほど辱める機械」「造花のにおいをかぐための装置」「干しブドウばらまき機」…数々の傑作機械がテンコ盛り。一番気に入ったのは「留守中でも笛を吹くための機械」!世界には、想像を絶するバカ(天才)がいたもんだ。素晴らしい。この世も捨てたもんじゃない。こういう本を山積みにしてバッカバカ売れる本屋に勤めたい。この作品は間違いなく世界を救う。コスモパワーを秘めている。

Posted byブクログ

2009/10/09

半世紀は前に刊行された、ブルーノ・ムナーリの絵本の復刻。「目覚まし時計をおとなしくさせる機械」「記者の出発の時にハンカチをふる機械」など、ユニークでファンタジックな機械がカラフルなイラストで並ぶ。訳文もくどくなく、さらりとしてて味がある。完成度の高い、大人の絵本。

Posted byブクログ