図解入門 よくわかる栄養学の基本としくみ の商品レビュー

中屋豊【著】

2024/01/11

"食べた物がどのような家庭を経て消化・吸収されていくのか""どうして生体にはこのような昨日が備わっているのか"など様々な事象に対して解説されていたので、思わず首を縦に振ってしまう。

基本的なことが網羅されているため分量は多くなっているが、読みやすい。
図表を用いて説明されているので、初学者や趣味で読んでみたい人にもオススメできる。
重要用語は色を変えてあったり、栄養素ごとの効果を重点的にかつ端的にまとまっているため理解しやすかった。

2022/01/01

人間の体内に入った食べ物がどうやって分解され吸収されるのかが、図解入りで細かく解説されている"教科書"でした！化学的な知識があれば理解も容易いと思います。栄養学について基本的な知識をつけたい方に是非！！

2019/12/27

食事は科学だと実感した一冊。人間のエネルギー環はかくも複雑なのだなぁ。
食べ物の種類を制限したら足りない栄養素が発生するのは不可避なので長期間にわたる偏食は避けなければと思った。体に負担をかけない減量はかなり高度な知識を要する。免疫に関する記述がメインで減量についての知識が得られなかったのが残念。

昔から一人でご飯を食べている人を見ると（例えば吉野家で牛丼をかきこむサラリーマン）動物らしさを感じてしまいなんだか虚しくなることがあった。絶えず訪れる空腹は生き物に課せられた呪いであり彼らはその呪縛に苦しんでいる、そんな感じ。けれど美味そうに、幸せそうに食べている人を見てるとその虚しさは気にならなくなる。（感じないわけではない）

思うに空腹を満たすことそのものはかなり動物的だが、味わうことは人間的な行為なんじゃないかな。クチャラーに対する極度の嫌悪や細かい食事作法などはすべて食べることの動物的な側面を遠ざけようとする心理が働いている気がする。そしてこの心理は食事を共にした相手の印象にも影響するほど根深い。

以前食事マナーに精通している女の子とご飯に行き無性に腹が立った（彼女自身は全く関係ない）ことがある。今考えると礼儀作法による徹底した動物的側面の排除に人間の傲慢さを感じたのかな。ただ作法に精通してるだけあり彼女はなかなかに美味しそうに食べてみせた。

さんざん言ってはみたものの僕は人から好かれたいと思うほどには俗なのでその傲慢さには目をつぶり美味しそうに食べる練習をしようと思う。（ちゃんとクチャラーも嫌い。w）

2018/07/11

所在：展示架 498.55||N44 一般
請求記号：498.55/N44
資料ID：11800467
感想：栄養学の「いろは」から、順を追って丁寧に教えてくれる一冊です。図も多くあり分かりやすく、栄養学について楽しく勉強出来ます。
選書担当：飯山

2016/12/14

栄養学を専門にしない人にとっても読みやすい。栄養素を豊富に含む食べ物や摂取量などが書いてあり、とても役に立つ。

2012/01/20

最近栄養について気になったんで読む事にしました。
栄養や消化に関しては、中学生の時に習った記憶がなんとなくあるていどできたが、なんとなく体系的に学べた気がしました。
特に、脂肪や塩分に限らずビタミンなども過剰に摂取するのは害がある事や、胃の機能などはあらためて知れて良かったです。
自分の体調を鑑みて、こういう時は消化にいいものを食べようとなどと思えるようになりました。

2012/05/06

栄養学の基本が、コンパクトにまとまっている。

栄養学の全体を見渡すために読んでみたが、専門職を目指す人でも入門書として使えるのではないだろうか。栄養素の表現も、生化学の変化などがメインで記載してあることが多い。医学的入門書の記述が類書に比べて多いと思う。

消化器官、三大栄養素、ビタミン、ミネラルのそれぞれの説明、その他の栄養素、遺伝子との関連、病気との免疫学関連、運動などの生理学関連についても書いてある、

できれば1冊購入して、リファレンス型として、本書を使いたいと思った。

2010/01/18

わたしは、食べることが好きだから、栄養学の本を読んでみようと思いました。そして、栄養学は人の生き方によって必要なことなのだとわたしは感じました。