旅するノラ猫 の商品レビュー
嵐山光三郎と言えばバブル期のタモリの番組での出演が記憶にあり、バーゲンブックだから良いかと思って興味と懐かしさが半々で購入。猫の不思議さをそれなりに表現しているが、笑えるでなし泣けるでなし。
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アラシさんちに居つく猫のノラは離れ離れになった3びきの子猫をさがしている(といっても猫なのでゆるーくさがしてる感じ)途中でなぜかアラシさんの家に。隣の家のアソウさんの猫トーちゃんと共に近所を散歩したり、猫句会のボイシーの故郷松島に行ってみたり。猫携帯NKTの原理がかわいすぎる。
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アラシさんが餌付けしていた野良猫のノラが、ふっと行方不明になって戻ってくるまでを「あくまでも猫目線で」描いた物語。故にまっとな人間は数えるほどしか登場しない。あとがきとハルミンさんの略歴をみて全体のシカケに気づいた(遅すぎ^^;)
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タイトル読みです。ほわーんとした文体と内容で、読み終わってほわほわしました。 俳句を読むのは、やっぱり、犬や鳥でなく、猫だね。猫の人生(猫生?)が面白くも切なくも書かれていて、猫の世界に入り込めました。
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猫は念力で生きているらしい。その念力で、人間が電話で話すように通信したり、俳句を詠んだり。猫は高尚なのです。猫が堕落すると人間になるのだとか。もともと人間として産まれた人間も居るのだけれど。きっと私は猫が堕落した方だな。だからこんなに猫に戻りたいのだ。だけど一度人間になってしまう...
猫は念力で生きているらしい。その念力で、人間が電話で話すように通信したり、俳句を詠んだり。猫は高尚なのです。猫が堕落すると人間になるのだとか。もともと人間として産まれた人間も居るのだけれど。きっと私は猫が堕落した方だな。だからこんなに猫に戻りたいのだ。だけど一度人間になってしまうと、もう猫には戻れないらしい。残念!
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猫を題材にした作品は数あれど、よもや「俳人猫」と来るか! 猫自身が感情を露わにする描写を削る代わりに、その代弁者として俳句や風景の描写を象徴的に利用して心象の機微を巧みに描きだそうとする、一見奇抜な作者の狙いは見事に成功しており、猫と俳句のミスマッチが何とも言えず良い。 文...
猫を題材にした作品は数あれど、よもや「俳人猫」と来るか! 猫自身が感情を露わにする描写を削る代わりに、その代弁者として俳句や風景の描写を象徴的に利用して心象の機微を巧みに描きだそうとする、一見奇抜な作者の狙いは見事に成功しており、猫と俳句のミスマッチが何とも言えず良い。 文体や展開も猫に合わせたかのようにのびのびとしており、また「猫文学賞」やら「ネコケータイNKT」やらと気抜けするようなお気楽な設定も相まって、気軽に作品世界に埋没出来る点も評価に値するだろう。肩肘張らずに空き時間を使ってちょいちょいと摘むようにする読書に最適な1冊。
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お気に入りの一冊になりそうです 嵐山さんの温泉シリーズも読んでるけど このタイプの本の方が好き いっきに読んでしまってもったいない気さえします 猫の句会っていうのがいい ノラがいい味だしてるし~登場する猫たちがまたサイコー
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猫は俳句を詠む~ノラはマツモトさんちの飼い猫だったが,3匹の子を産み残して隣町に引っ越したが,三人の子を捜そうと元の町に戻り,ノラとなってアラシさん家で餌を貰っている。隣のイラストレーターのアソウさんのトーちゃんは家猫だがノラに誘われて外に出て泊まるが所詮は家猫だ。町長の家の老猫...
猫は俳句を詠む~ノラはマツモトさんちの飼い猫だったが,3匹の子を産み残して隣町に引っ越したが,三人の子を捜そうと元の町に戻り,ノラとなってアラシさん家で餌を貰っている。隣のイラストレーターのアソウさんのトーちゃんは家猫だがノラに誘われて外に出て泊まるが所詮は家猫だ。町長の家の老猫が死に,その勢力争いに敗れたシャム雑と共にトラック食堂へ,長距離トラックで松島へ,寺の後家は俳句を捻り出すという真珠のインチキ商売に手を染めているが,その女性が人に化けた我が子であり,トラック運転手が息子,トラック食堂の押しかけ女房がもう一人の娘であることを理解すると,アラシさんちに入り浸る日々に戻る~猫は念力で生きる。人に化けた(生まれ変わった)猫は,もう元には戻れない・・・らしい。旅好きのエッセイストと隣に住むヘタウマのイラストレーターのコラボ作品
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読了〜 「私は猫ストーカー」が好きだったので、 完全に浅生ハルミン氏のイラストで表紙買いーw でも中をみたら嵐山光三郎センセという取り合わせで、 なんか得した気持ちで読みました。 意外に嵐山センセの文章と 浅生センセのイラストの妙がツボでした。 (まだ1Q84は読中...
読了〜 「私は猫ストーカー」が好きだったので、 完全に浅生ハルミン氏のイラストで表紙買いーw でも中をみたら嵐山光三郎センセという取り合わせで、 なんか得した気持ちで読みました。 意外に嵐山センセの文章と 浅生センセのイラストの妙がツボでした。 (まだ1Q84は読中なのに。。。w)
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