誇りと復讐(下) の商品レビュー
主人公ダニーは、犯していない殺人罪で投獄され、予想外の方法で脱獄し、自分に罪をかぶせた男たちに復讐する、というストーリーである。 言ってしまえば簡単だが、この作品がとてもおもしろかった。 なぜこんなに簡単に殺人罪になってしまったのか、その部分がもやもやしたままどんどん展開してし...
主人公ダニーは、犯していない殺人罪で投獄され、予想外の方法で脱獄し、自分に罪をかぶせた男たちに復讐する、というストーリーである。 言ってしまえば簡単だが、この作品がとてもおもしろかった。 なぜこんなに簡単に殺人罪になってしまったのか、その部分がもやもやしたままどんどん展開してしまったが、そんな疑問を抱いたことも忘れるくらいおもしろく読めた。 刑務所内の部分は作者の実体験に基づいて書かれたらしく、リアルさが出ているようである。 最後の終わり方もよかった。
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途中、面白く感じなかったけれど、終盤また盛り返しました。 最後の終わり方は、その先が知りたいと思わせるものでした。
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全体的なご都合主義、「リーチへの復讐は?」と云う疑問と残念感・・、不満もありますが、最近読み始めたJ・H・アーチャーの中で、いちばん楽しめました。
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久しぶりにジェフリー・アーチャーの本 読みました。今回は刑務所や裁判も描写され、非常におもしろい内容です。
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どうやってこの逆境を跳ね返すのか。冷静だけど必死に闘う主人公を応援してしまった。上下巻とものめり込んで読めた。
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複雑すぎて、伏線がわからないくらい頭の中でもつれる。 頭を休めたいのに、頭に入れなければならないことが沢山。 でも、伏線に気付くと「アハ」体験のように パァっとすっきりするのも事実。 アーチャーファンは皆これにはまっているのかな?
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法廷シーンでのやりとりは、かなり読み応えありました。 最後がちょっとあっさりした感じでしたが、気持よく読み終えられました。 今後の作品もまた楽しみです。
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J アーチャー らしくスピード感あふれた本です。 犯罪者にされた者があのような生き方ができるんだろうか? これも J アーチャーかもしれない。
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冤罪物語。弁護士クレイグによって殺人罪を押し付けられた自動車修理工カートライトの復讐劇。真犯人クレイグが有罪判決を受けるところまで書かれていないのが不満。法廷でのクレイグ有利ぶりにリアリティあり。真実や正義が往々にして通らない司法制度。陪審制の危うさを痛感。
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