シェアハウスで蘇る!不動産“新"ビジネス の商品レビュー
シェアハウスのノウハウ本のような井出達をしながら中身は働く女性へのスピリチュアルな応援歌。子育をしながら起業し事業を軌道に乗せるまでの成功譚が描かれている。挫折や迷い、失敗など赤裸に綴られており、鼻につくものはない。巻き返し繰り返しの自社PRにも全然嫌みも厭らしさも感じなかった。...
シェアハウスのノウハウ本のような井出達をしながら中身は働く女性へのスピリチュアルな応援歌。子育をしながら起業し事業を軌道に乗せるまでの成功譚が描かれている。挫折や迷い、失敗など赤裸に綴られており、鼻につくものはない。巻き返し繰り返しの自社PRにも全然嫌みも厭らしさも感じなかった。ナチュラルにに引き込まれた。敷金、礼金、不動産仲介料、鍵交換料など一切不要といったゲストハウスのメリットを最大限に活かしながら、入居者を女性に限定し、呼び名もシェアハウスとするなど、デメリットを最小限に抑える発想。苦しい時も家計には絶対手をつけず節約を貫く精神力。不景気の中にあってもニーズはあるところにはあり、少しずつ体力をつけながら事業を拡大していく様は大変勉強になった。終章の独白も泣かせるいい台詞である。子供が可哀そうと陰口も叩かれたが、仕事を取られればママとしてのバランスを喪失してしまったであろう。子供には大きな負担をかけてしまったけどママとして健全でいるために続けた。他人の思惑に振り回され大切なものを失いかけた時もあったが、自ら考え自立することにより乗り越えた。あらゆる面で子供に全く負担をかけないような起業は不可能。意地をはらず、時には頭を下げ助けを求めながらプラスマイナス0ならば御の字といったアバウトさが良かったのかもしれない。一歩踏み出す勇気をもらうことができた。
Posted by
- 1