風に乗ってダンスを の商品レビュー

メアリー・ジョーパトニー【著】,中村藤美【訳】

2018/01/20

堕天使シリーズ・ルシアン
いくつも顔がある男＆女
二転三転でどんどん読める。
タイトル「も」ダブルミーニング

2016/06/11

ペンギンが出てきた　うれしい!　テンションUP
このヒーロー、顔と中身が良いだけではない　機械仕掛け⁽ぜんまい⁾のおもちゃを設計、製作する　なんて器用なんだ　前作のｈ/ｈの子供の洗礼のお祝いにペンギンのぜんまいおもちゃを手作りプレゼント　んー、良い人だなぁ
悪役メイス、精工な機械仕掛け装置を作る　ヒーローに万華鏡をプレゼント　ヒーローとは機械おたく同士　性癖がBDSM　死ぬ間際ヒーローに “君のことが気に入っていたんだよ”　ものすごい悪者なのに、なぜか憎みきれないｗ　　

2013/06/01

The Fallen Angelシリーズの時系列では二作目。（本国では三作目のようだ。）
若くして伯爵になった男と、所々で名前と姿を変える女の話。
ふたりがそれぞれ調査しているクラブが気持ち悪かった。
あと、あまりこのヒロインが好きになれなかった。

2012/04/30

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
19世紀ロンドン。ストラスモア伯爵であるルシアンは、英国の諜報活動に携わっていた。仏国のスパイを見つけ出すため、快楽的な儀式を楽しむヘリオンズ・クラブの会員になることを計画。クラブの幹部たちを友人の城に招く。ところがその夜、幹部の一人が客室女中を襲おうとする場面に遭遇し、その女中を救うことに。彼女はキティと名乗った。その後、ルシアンは宴会で、女性バーテンダーのサリーに出会う。さらに、別のパーティでは、ドレスを着た美女が彼の部屋を物色しているのを発見。ルシアンは、その女性がキティやサリーと同一人物であることに気づく。彼女は敵のスパイなのか?翻弄されながらも、強く惹かれ、いつしか彼女の全てを欲するようになっていく…。互いの正体がわからぬまま、一線を越える二人。激しく情熱がからみあう、ヒストリカル・ロマンスの大作!米国ロマンス作家協会賞RITA賞受賞作。

双子のシンパシーが半オカルトチックに描かれておりましたがパラノーマルではなくて、上手い書き方だと思いました。
同じ顔だと卑屈にならずともお互いを信じあえるのだと思っていましたがその辺は血のつながりの濃さがあるような気がします。
ルシアンの自身の持ち方と不安定さがとても魅力的。
誰でも女優になれそうで面白い話でした。

Dancing on the wind by Mary Jo Putney