1,800円以上の注文で送料無料

福家警部補の再訪 の商品レビュー

3.7

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/09/19

読む前から 「さー、今回はどんなお話かな」 と、わくわくしてページを開けるというのは、ほんま楽しいね!! 今回もかなり面白かったです。 「相棒」なんてオチが哀しすぎるよね~。 ただ、二作目とあってあれこれ練らないとあかんせいか、冒頭の犯人と被害者の絡みがわかりにくい話もあった...

読む前から 「さー、今回はどんなお話かな」 と、わくわくしてページを開けるというのは、ほんま楽しいね!! 今回もかなり面白かったです。 「相棒」なんてオチが哀しすぎるよね~。 ただ、二作目とあってあれこれ練らないとあかんせいか、冒頭の犯人と被害者の絡みがわかりにくい話もあった(私の読解力の問題か)。 もちろん、読んでいくにつれて犯人と被害者の関係もわかってくるけれど、ここの確執にぐっと引き込まれるのがこの倒叙ミステリの味でもあると思うので、ここはついていきたい。 (シナリオの話と玩具の話が、若干ついていけなかった) でも、シナリオの話は犯人の行動が狡猾で、そこはかなり面白かった。 福家シリーズはこの二冊しかないのかな・・・。 著者の別シリーズにも手を出していくかー。 そしてあとがきを読んで 「なるほど!」 と、思ったけれど、福家の心情描写だけは絶対にしないのだそうだ。 なるほどなあ。だからこその倒叙ミステリ、だからこそのここまでの面白さか! モノローグとして心境をつらつら並べるんじゃなくて、行動や会話から(主に犯人の)心理を読者に想像させるって、すごいなあ。 (2016.06.25)

Posted byブクログ

2015/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現在出版されている福家シリーズ3巻はこれで読了。 ドラマでも良かったが『失われた灯』が一番面白かった。

Posted byブクログ

2014/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんだろう 福家警部補のキャラに何となくあざとさを感じてきて 前作ほど楽しめなかった。 いちばん面白かったのは山の手のぼりくだりの漫才だったり(爆)。 支配人も舌を巻く福家警部補の造詣の深さには驚きだったが。

Posted byブクログ

2014/02/22

テレビドラマ化されていますが、小説の方はシンプルで読みやすかった。ストーリーも倒叙物として良くできてますね。軽く読めます。

Posted byブクログ

2014/02/20

福家警部補の事件簿その2。四編収録。 豪華客船・マックス号のとある客室で起きた殺人事件。偶然乗り合わせた福家警部補が、鑑識不在の状況下で謎に挑む。(「マックス号事件」) 売れっ子脚本家が誘拐された。警察が到着したまさにその時、脚本家は犯人を撃ち殺してしまった。(「失われた灯」) ...

福家警部補の事件簿その2。四編収録。 豪華客船・マックス号のとある客室で起きた殺人事件。偶然乗り合わせた福家警部補が、鑑識不在の状況下で謎に挑む。(「マックス号事件」) 売れっ子脚本家が誘拐された。警察が到着したまさにその時、脚本家は犯人を撃ち殺してしまった。(「失われた灯」) 解散の危機に瀕した斜陽の漫才コンビの片方が、隠れ家に使っていた別荘に窓から侵入しようとして転落死。残された足跡。(「相棒」) フィギュアに絡む虚虚実実の駆け引き(「プロジェクトブルー」)

Posted byブクログ

2014/02/08

このシリーズ読むの2冊目だけど、まあそれなり。 私が倒叙物が好きでないんで、どうも入り込めません。作品としてはしっかりしてると思います。

Posted byブクログ

2014/01/19

前作より、福家さんも二岡くんもキャラがたってて楽しめましたー。でもドラマは見ない(笑)。 芸人コンビのお話と、豪華客船のお話がよかったなあ。前者は被害者の心情と、ラストシーンにぐっときます。豪華客船は、うっかり船が出ちゃってるところがおかしいのと、最後に犯人に突きつける証拠が、...

前作より、福家さんも二岡くんもキャラがたってて楽しめましたー。でもドラマは見ない(笑)。 芸人コンビのお話と、豪華客船のお話がよかったなあ。前者は被害者の心情と、ラストシーンにぐっときます。豪華客船は、うっかり船が出ちゃってるところがおかしいのと、最後に犯人に突きつける証拠が、なかなかドラマティックでいいですな。 前作はいまいちピンとこなかったけど、今作でじわっときました。続編出たら読みます!

Posted byブクログ

2013/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3作目の『福家警部補の報告』を先に読んでしまったので、それに比べると福家警部補の変わり者ぶりが普通ような・・・。二岡さんも3作目に比べると、福家警部補に対して、まだ遠慮があるような。 いろいろな分野に興味を持っていて、かなり詳しい福家警部補。どうせ女性だしとか、どうせわかんないだろうしとか甘く見て、適当にあしらっているとイタイ目に遭うなぁ。人が普段と違うことをしていると気になるらしいので、この人の前で嘘をつく気に全くなれません。すぐバレちゃうもん。緊張しすぎて、右手と右足が一緒に出てしまいそう。ほんとコワイコワイ。 どうして「了解」を「諒解」と書いているんだろう?何か意味があるのかな?と思い、気になり、了解と諒解の違いを調べてみました。 福家警部補、徹夜ばかりしていては体に障ります。若いから今は無理もきくかもしれませんが、年を取ってからガタッと来るとイケナイので、たまにはゆっくり休んで欲しいです。福家警部補シリーズ、まだまだ続けて欲しいので。 レンタルビデオ屋に置かれているビデオ「偽金万歳」「借金地獄は蜜の味」とか、すごいタイトル・・・。

Posted byブクログ

2013/08/05

刑事コロンボ、古畑任三郎の女性版! 最初に犯罪が描かれて、刑事がコツコツじわじわと犯人を追い詰める。 小さくてちょこまかしてて、おっちょこちょいだけど鋭い福家警部補のファンです。

Posted byブクログ

2013/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

倒叙形式の本格ミステリ・シリーズ第2集。《マックス号事件》捜査で乗り込み出航に間に合わず、取り残された船内で発生した殺人事件に、鑑識不在の状況下、警備会社社長と真っ向勝負。《失われた灯》アリバイ工作の放火から、売れっ子脚本家の自作自演を阻む決め手は?《相棒》漫才師コンビの片割れの墜落事故?斜陽の漫才コンビ解消、片翼飛行計画に待ったをかける。《プロジェクトブルー》「失われた灯」で捜査協力を仰いだ人物に「やれやれ、あんなんに狙われたら、犯人もたまらんで」と言わせる、フィギュアに絡む虚虚実実の駆け引き。 福家警部補のお惚けも様になってきたが、毎回毎回見張りの警官に止められるパターンは飽きてきたかも。

Posted byブクログ